僕は美学の持ち主、スタイリッシュな人が好きなんですが、その一人がブライアン・フェリーです。
Vゾーンが広くて肩パッドがどんと入った当時流行ったスーツを小さな襟の白シャツをノータイで合わせ、ユラユラ揺れながら踊り歌うブライアン・フェリー。
80年代ミュージックシーンの艶男と言えばロバート・パーマー、そしてこのブライアン・フェリー。
今回は「Don't Stop The Dance」(1985年)。
日本では某ビデオテープのCMでこの曲を知った方も多いのではないでしょうか。
「Don't Stop The Dance」はアルバム「Boys and Girls」からのシングルです。
ジャケットデザインもブライアン・フェリーの世界ですね。
ブライアン・フェリーの歌声って昔から好きなんです。
セクシーな声で歌うブライアン・フェリーは、ダンディズムを追求していますね。
そのたたずまい、そしてMVに登場する美女たち。
ロキシー・ミュージック時代から変わらずブライアン・フェリーが追求した世界観とはエロスの美学。
MVのオープニングからそんな感じですからね。
ロバート・パーマー以上プリンス未満と言いますか。
前世紀の初頭から80年代(今現在)もずっと男が女性に描く夢想。
…もしかしたら大した意味なんてなくて、「カッコイイでしょ?シャレオツでしょ?」ってことかもですが。
とにかく、ブライアン・フェリーの美しくてデカダンスな世界をご堪能ください。