私が子どもの頃は海外旅行に庶民が気軽に行ける時代ではなく、ハワイはまさに夢の島でした。
そんな時代にテレビで観たエルヴィス・プレスリー主演「ブルー・ハワイ」(1961年)。
"Retropics" Photo by RV1864
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エルヴィスと言えば一番に「ブルー・ハワイ」というのが私の印象なんですね。
とはいえ話はほとんど覚えてないのです。
ただ、美しい常夏の島でエルヴィスがウクレレで弾き語りをしていたことや、彼女のビキニのトップスが海で外れてしまい、波で岸に着いたトップスを愛犬がくわえて走って行っちゃったシーンを憶えています。
YouTubeでこのシーンを発見したときはノスタルジーに浸りました。
南国のほのぼのとしておおらか、ポジティブなムード。
「素敵な映画だったな」というフィーリングは残っています。
"61-1225-14 - Elvis Presley - 'Blue Hawaii' (Elvis 1962 Special)" Photo by Bradford Timeline
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「ブルー・ハワイ」の劇中でエルヴィスが歌った曲の中に「Can't Help Falling in Love(好きにならずにいられない)」があります。
コンサートのラストに「Can't Help Falling in Love」をエルヴィスはよく歌っていますから、きっと彼自身お気に入りの1曲だったんでしょう。
この歌はシンプルに、ストレートに恋心を歌っているのがいい。
エルヴィスの甘い歌声も、ドラマティックな歌い方も好きなんですよね。