ワールドカップで日本がスペインに勝利しました。すごい試合でした。グループ1位で決勝トーナメント進出というニュースは喜ばしいですね。
"Tango In The Night" Photo by brett jordan
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一方、クリスティン・マクヴィーが一昨日にお亡くなりになったという悲しいニュースが今朝入りました。享年79歳でした。
フリートウッド・マックのメンバーも哀悼のメッセージを発信していますね。
今回ご紹介する「Little Lies」は、クリスティン・マクヴィーの楽曲でリードヴォーカルもクリスティン・マクヴィーです。
タイトルからして物悲しいですね。
「私に小さな嘘をついて。1日だけあなたを信じるわ」。
彼女はきっともう関係の終わりを見ているんですね。
もう元には戻ることはない。でも…と。
そういう切なさを美しいメロディで歌い上げた名曲です。
「Little Lies」の歌詞にある恋の終わりとバンドメンバー脱退の予感が重なっていたんじゃないかな、と思います。
この曲を収録したアルバム「Tango In The Night」発表後にリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスが脱退、バンドの全盛期は終わりを迎えます。
"FlMacWerchter080619_41" Photo by Raph_PH
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クリスティンのちょっとハスキーでアンニュイな歌声だけでなく、彼女の逝去によってよりこの曲の儚さが際立つ気持ちがします。
バックコーラスを務めたリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスの神秘的な歌声がまた余計にね…。
「Tango In The Night」は、バンドの全盛期最後のアルバムです。
80年代に洋楽を聴き始めた私にとってフリートウッド・マックとは「噂」よりも「タンゴ・イン・ザ・ナイト」なんです。
先日アイリーン・キャラの訃報を聞いたばかりなのに、またおひとり80年代のアーティストが世を去ってしまいました。
今フリートウッド・マックのMVを観てるんですが、涙が出てきます。
とても残念です。R.I.P.クリスティン・マクヴィー。