テレビシリーズ「宇宙大作戦」のカーク船長を演じたウィリアム・シャトナーが昨日、宇宙飛行を成し遂げた最高齢の人物となりました。御年90歳です。
"01 Star Trek The Motion Picture 1979" Photo by Dimitris Kalogeropoylos
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一緒に宇宙へ行く乗組員たちとの写真を見ましたが、シャトナーのカーク船長感がハンパありません😊
短時間ですが、「カーク船長がリアルに宇宙へ」という感じで、なんか感動的です。
映画版「スター・トレック」(1979年)公開時は気分が盛り上がりましたね。
あの「宇宙大作戦」が戻ってくるのですから。
冒頭、二年半ぶりにエンタープライズ号に戻って来たカークをクルーが歓迎します。仲間感が良いんです。
対照的にミスター・スポック(レナード・ニモイ)がクルーに歓迎されても、相変わらず無感情で皆が困惑するくだりは苦笑い。懐かしかったです。
"Leonard Nimoy, William Shatner and DeForest Kelley in Star Trek: The Motion Picture (1979)" Photo by Tom Simpson
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謎の生命体ビジャーの正体には驚きでした。
ただ、個人的には2時間の映画だと展開が退屈に感じてしまい、正直辛かったですね。
私には「スター・トレック」はテレビ版の50分が限界かな。
あと、映画を観直して特撮に古さを感じました。
本作の二年前に公開された「スター・ウォーズ」の凄さを改めて認識しましたね。
・・・が、この「スター・トレック」はオリジナルのテレビシリーズをきちんと踏襲した映画版だったのでしょう。
ストーリーもテンポもテレビ版に近いかもしれないです。
J.J.エイブラハム監督のリブート版「スター・トレック」(2009年)は展開が速く、オリジナルの世界観を踏襲しつつもとてもモダンな作りで、映画としても高評価だと思いますが、やはり1979年製作の「スター・トレック」と比べると新解釈版ですからね。
"Gene Roddenberry speaking to William Shatner on the set of Star Trek: The Motion Picture" Photo by Tom Simpson
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改めて観ますと、エンタープライズ号のクルーの顔ぶれの多様性がすごいですね。
老若男女、アフリカ系からアジア系、異星人のクルーも対等に付き合っている。
当時としてはかなり進んだ世界観を既に作っていたのですね。