現役外資系コンサル虎の巻【コンサルへの就職・中途未経験の転職希望者必見の情報満載】

コンサルティング業界の実情から採用面接時のポイントまで現役の外資系コンサルタントの視点から切り込みます。たまに時事問題についても語る予定です。

お坊さんにもグローバル化の波が押し寄せていると感じた話

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コンサルタントと言えば横文字ですよね

皆様、コンサルタントと言うと、

「タスク」、「コミット」、「パフォーマンス」、「ロジック」とか

横文字を使いがちというイメージを持たれているかと思います。

私は、安易な横文字は結構嫌いなんですが、

先日、こういう横文字が普段の会話に登場した時に

グローバル化の波が押し寄せているなぁと感じる場面がありました。

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法事に行った際のお坊さんの説法

私事ですが先日、法事があり実家に帰る機会がありました。

私の実家は代々、禅宗(曹洞宗)の家系でして、

法事と言っても祖父母の家の仏壇にお寺からお坊さんがやって来て、

お経を唱えてもらう形で法事を執り行いました。

 

禅宗のお経は昔は長かったという話があるのですが、

確かに昔は3時間くらいお経の時間があったような気もします。

しかし、先日は1時間もないくらいの比較的短いお経でした。

これも時代の流れなんでしょうか。

 

加えて、仏事に参加したことがある方ならご存知かと思うのですが、

お経の後にお坊さんからありがたいお話をしていただけます。

(いわゆる説法というものでしょうか。)

なぜ法事を執り行うのかと言った行事の背景から始まり、

禅宗はどういう宗教か、そもそも極楽浄土はあるのか、等の説話も話していただき、非常に興味深い内容でした。

 

ただ、お話を聞いていて違和感を感じたことが一点ありました。

それはお坊さんが結構、英語を使われるなぁということです。

例えば、

「浄土真宗や浄土真宗の仏壇に比べて、

禅宗の仏壇は比較的シック(chic)デザイン(design)になっています。」

というお話があったのですが、

話の流れ上、お坊さんが何回も何回もシック(chic)を連発する訳です。

そこが気になって仕方なかったです。

 

個人的には簡素・質素等の表現を使うと、お仏壇への敬意に書くため、

より簡素なだけではなく、気品や上品も含むと言う意味で、

あえてシック(chic)という言葉選びをされたのかなとも思いました。

 

加えて、お坊さんのお話のなかに以下のような内容のものがありました。

 

「昔、お釈迦様が人々から

『極楽浄土はあるんですか?』

と尋ねられた時に

お釈迦様はこう答えられていました。」

 

(しばらくの間)

 

 

「ノーコメント」

 

思わず心の中で

いや、また英語使うんかい!

と、突っ込みたくなり、

ここでも違和感を感じたのですが、

 

良く良く考えたらお釈迦様ってそもそもインド人やしなぁ、

まぁ英語使ってても違和感ないか、

と自分を納得させることにしました。

 

話をまとめるとお坊さんの説法にも

グローバル化の波が押し寄せているということです。