平日の食べ歩き
2020年11月下旬の食べ歩きレビュー

この日はリモートワークを終わらせて
ウォーキングを開始しました

っと、その前に、今日は鰻が食べたくなった

地元でレビューを書いてないお店は
『うな新』なんだけど、予約が必要なお店で
今日の今日というのは絶対に無理
個人的に相性が無茶苦茶悪いんだよなぁ

平塚の外に行くにしてもなるべく遠くなくて
予約が不要なうなぎ店が良いですね
悩んだ挙句、国府津駅へ向かう事にしました

ここには人気店『うな和』があるんだけど、
予約が必要そうなこちらでは無くて
今日はこっちに訪問してみる事にしました


やって来たのはJR東海道線国府津駅から
東へ向かい徒歩3分ほどの場所にあるお店
『のんき亭』さん

 

1940年5月15日創業の老舗の食堂で、豚汁や
鰻重・海老の天ぷらを1本使った天むすびなど
「家庭では味わえなくなった家庭料理」を
提供しているお店です

 

 

国道1号線沿いにあって西湘バイパスや
小田原厚木道路にも程近いお店ですが、
昔はトラック運転手向けの食堂だったそう

事故のなように、ゆっくり・のんびり・
安全にという願いを込めて「のんき食堂」
という名前でスタートしたそうです

 

 

料亭や蕎麦屋にも見えなくも無いですが、
入店しづらいという雰囲気はありません
気軽に入店出来そうなお店です


それでは早速入店しましょう

 

 

先客2名、後客3名
お店は基本的に家族経営のようです

入口を入って左手に小上がりの座敷、
右手にテーブル席があります
2階にも宴会席があるようですが、
コロナ禍になってから利用してないようです

 

 

店員さんに1人の旨を伝えると
テーブル席を案内されました

店内の雰囲気はやはり蕎麦屋などの
和食のお店の感じとなっていて
こういう雰囲気は自然と落ち着きます


・メニュー表

 

 

 

基本的には定食や丼物、うなぎなどの
食事メニューが中心のようですが、
アルコールとそのつまみも少しはありました

 

 

 

 

 

 

 

今回はうなぎが目当ての１つではありますが
少し飲んでいく事にしましょう


●ビール(中)

 

 

ビールは瓶ビールで提供されます
銘柄はキリンのラガービールでした

個人的にはビールはゴクゴクとのど越しを
より感じられるように飲みたい派なので
出来れば生ビールの方が好みです

瓶でも良いんですけど、小さいコップだと
生ビールのジョッキ程はゴクゴク飲めないし、
きめ細かい仕上がりに注げません


●煮込み

 

 

 

肉、玉ねぎ、白滝といった具材の煮込みに、
最後に生揚げを加えて完成します

一見すき焼きのようなラインナップで、
他店の煮込みとは一線を画していて
オリジナリティを感じる一品です

 

 

 

やや甘めに味付けされた煮込みは
酒のツマミとしてだけではなく、
ご飯のお供にも良さそうです
この定食メニューもあるのは納得です


●焼とり

 

 

 

ねぎまが2本、皮が1本入ったメニューです

炭火で表面はカリッと焼き上げられていて
香ばしい風味漂う焼鳥です

 

 

 

タレの味がしっかりついていて
お酒もご飯も進む味わいでした
考えてみたらこちらも定食メニューの中に
焼鳥重が出てくるものがありました

定食のおかずの単品料理を提供している
それがお店的には一番効率が良いですね


●うな重(松)

 

 

 

お店の三代目が東京・東麻布の野田岩で
修業をされていたたそうで、それにより
提供する事になったメニューです

 

 

 

鰻は静岡県焼津から仕入れているそうで、
活きの良いうなぎを店内で捌いたものを
提供しているようです

野田岩出身という事で捌き、蒸し、焼きは
とても丁寧な仕事ぶりを感じます

 

 

とてもふんわりとした食感、
タレの味付けも濃すぎず上品な塩梅で、
年配のお客さんも食べやすい仕上がりだと
思いました

タレが主張し過ぎないうな重なので
ウナギはタレが勝負という信条の方や
濃い目のタレが好みだという方には
こちらの鰻は向かないかもしれません

 

 

 

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のんき亭 （うなぎ / 国府津駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.4