3日間にわたる「平和のための信州戦争展」が終わりました。

 

無事に終わってやっと一安心。

 

ただいまぐったり!・・・です。

 

 

今朝のお天気。

 

こちらとしては、ありがたいことに、今日も雨は降らずに持ちました。

 

今、だいぶ風が出てきています。

 

 

午前中のピーストーク。

 

戦争体験談を話してくださったのは、94歳の方。

 

軍隊での辛かった体験を話してくださいました。

 

といっても戦場での話ではなく、少年兵として軍隊がどんなに酷い所だったという話しを伺いました。

 

15歳でしたって!

 

軍隊がどんなに過酷なものか・・・

 

素晴らしい上官に恵まれた人は、良かったようですが、ほとんどの人は、大変つらい目にあわされています。

 

なぜなら、軍隊という所は、躊躇なく人を殺せるような神経を持った人が上に登っていくからでしょう。

 

今までも軍隊での辛い思い出は、たくさんの方に伺いましたので、(だてに20年以上も戦争展にかかわっていません)多少想像は出来ます。

 

言葉には言い表せないような酷いイジメにあった方はとても多いです。

 

 

そして、特攻隊員として訓練を受けて、幸運にも生還した方の生前のビデオを弟さんが見せてくださいました。

 

だいぶお年を召されてからテレビ出演で語った時のものです。

 

前にも、特攻隊員として召集された方(お兄様は特高で玉砕されている)のお話を直接伺ったことがありましたが、お国の為と勇んで特攻隊員になったものの、いざ、出撃命令が出されたら、夜、全く眠れなかったという話しをされました。

 

20歳そこそこの若者ですものね。

 

死が目の前に来たら、そりゃおそろしいですよね。

 

 

最後は、学徒動員で、軍需工場に行った97歳の女性。

 

94歳の男性もそうでしたが、とにかく声がはっきりとしていて大きい。

 

わかりやすいお話で、東京大空襲の時のこととか、実際に聞いてみると、すごく想像しやすくなります。

 

本や、テレビなどで見た知識は、もうひとつよくわからなかったりするんですが、直接伺うと、想像ができるようになるんですね。

 

皆様のお年から行っても、もう、戦争体験者のお話を直接聞けることは無くなっていくと思うので、こんな機会を大事にしたいです。

 

戦争がどんなものか想像できると、その恐ろしさもわかってきます。

 

もう、直接聞くことは、難しくなるのなら、私たちが、ちゃんと語り継げるようにしっかり受け止められるように勉強しないと・・・と思いました。

 

私も100歳近くなって、ちゃんとお話しできるように頑張れるでしょうか?(その前にボケそうです)

 

その時には、戦争体験ではなく、「戦争しないように頑張ったんだよ!」っていう話しがしたいです。

 

 

落書きコーナー(皆さんの感想を書いてくださいというコーナーです)

 

ここにもある、人との出会い、ライヴ感!

 

これが今回一番やりたかったことなので、とても嬉しかったです。

 

戦争展は、本当に、たくさんの人との出会いがあって、楽しいお話ができる場なんです。

 

伺うお話は、つらい話も多いのですが、皆さん自分の若い頃の話とか色々な所で共通点があったり、逆に世代差を感じたり、そんな出会いが楽しいです。

 

 

今年の暮れに封切られる映画だそうです。

 

シベリア抑留のことを描いた漫画が原作だそうです。

 

見たいな!

 

とりあえず、お疲れ様!私!