赤富士という言葉が一般的ですが
でも
これは紅富士といいます。
(冬の積雪に赤くなると紅富士と呼ぶ)
ということで今週は
制作中の蘭も真っ赤になります
これまでの銀の花ブローチ
前回のつづき↓こちら
今回いよいよ、ふたつのパーツの溶接(ロウ付け)をします。
これがなかなか大変でした
まず
くっつける面は、必ず隙間が出来ないよう
擦り合わせをします
互いの面を平らにヤスるのが手っ取り早し
仮置きです
裏からバーナーを当てるので、ズレないか不安
接合する前に、フラックス液(酸化防止剤)を乾かしておきます
液体のままだと
ブクブク沸騰するときズレるので
それを防ぐためです。
では、ほんちゃん
脇に置いた↑ちっちゃな球ころ
(ロウ材)だけを溶かします
800℃くらいで溶けますよ
溶けました↓
溶けたのはどこへいったというと
液化して隙間に流れ込みました。
あっ!やちゃった
銀も溶けた!!
エッジが白く光ってるとこ↑
カメラのシャッターに気を取られ
一瞬、目を離し凡ミス
イヤねキャメラを新しく買ったので
操作慣れてない
Canonにしたのですよ
て言ってる場合かっ
さいわい側面を少し食われただけで済んだ
でも直しますよ
裏だけど気になるから
直し方は、板を溶接して覆っちゃう
さっそく純銀つぶしてこんなの作りました
薄い板、t0.3mmくらい
作り方は簡単?
ビンテージのお気に入りローラー台
厚みを自由に変えられるから
すごく便利
これを必要なサイズにカットして削ぐ
付けた
折り込んだ
また失敗するから溶接写真は割愛しますま
火に当てた後は
硫酸に着けて洗います
つぎは、
石座の爪の長さが気持ち足りない?
奥の爪↑
少し位置が高いですね
ここも直します♪
石との距離があったところをえぐって
そこに銀を溶接しましょう
ババンッ
デッカイヨ
こういう紙が入る隙間は
鋳造時の失敗原因にもなる
埋めよう
再度、酸洗い
そして、いよいよ最後
裏にピン立てます
今回は銀線じゃ柔らかいので
硬い洋白線で作りました。
溶接します
洋白は燃やすとすごい色〜
銀はサビが白いから、気にならないけど
洋白は鉄のように赤茶のサビがつく
きたにゃいですね
ですが
概ねイメージした通りに組み立て完成です
次回は汚くなった表面を鏡のように研磨していきます。
これも一苦労ありそうな予感
つづく
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