と（増々）で
重さと予算
前回最後は
輪郭線を整えるため
プラ板に製図を写して
左右対称か確認したところでした
👇
ばっちりズレてましたね
整えたものがコチラ
顕微鏡を覗きながら作ると
僅かなズレでも
補正したくなります。
でもそのおかげで
印象がキリっとしました👆
この感覚すごく大事にしています。
アウトラインを整えたことで
次のステップに移れます
それがコチラ👇
外壁の厚みを一定にします
ペンダントの重さを
軽く仕上げる
と同時に
見た目の高級感も
出てきます。
こんなに厚みに
ばらつきがあったのか
黒く塗ったところを削りとります
ここでクシャミは厳禁です
また一段きれいになりました
これだけ削り取ったのだから
だいぶ軽くなったはずです。
気になったので
この辺で重さを測っておきましょう
台座から外して
ハカリに載せてみると
想定外の重さが
0.31グラム
みなさんはこの数字
どう思いますか
重たい？
軽い？
もしこれを銀で製品化すると
銀に変えるなら
銀の比重は10.4
0.31×10.4=3.22
約3グラムとなり
現在の銀相場
102.63円
を掛けると
約330円
＋鋳造代金が
簡単な原価計算です。
では金で作ると？
金の比重は19.3
この時の金相場は
9,000円と高騰中
はじかれた金額53,847円
75%金のK18では
もう少し値は下がりますが
コレにチェーンを付けて
宝石付けて
販売価格はいったい
いくらになるのやら
ちなみに0.1グラム軽くするだけで
17,370円もお安くなります。
世のジュエリーデザイナーは
この計算を念頭に入れて
デザインしているんですよ。
この計算癖のせいで
毎日体重計に乗るたび
スーパーでお肉の
グラム表記を見るたび
銀換算や金換算をやってしまう
そんな事はさておき
ダイエット開始です
マジックで裏側を黒く塗り
均等になるよう削ります
厚みが均等に
なっているか見るときは
こうすると一目瞭然です
厚い部分は色が濃く
薄いところは
光りを通すので
白くなります
これで0.05グラム
軽くなりました
あまり薄くすると
高級感が損なうので
折り合いが合うところまで
ダイエットしましょう。
次回はここから
レザーパーツを留める
フレームが付くので
もう少し重さは乗るかな
その前に
裏のデザインまだでした
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