どんな試験でも暗記をして覚えるものは必ずあるが、俺は暗記が得意ではないのであまりやらない。
よって暗記をする際によく使われる語呂合わせはほとんど活用していない。
例えば損益通算できる所得として、
不動産所得
事業所得
山林所得
譲渡所得
の4つを合わせて「不・事・山・譲」=「富・士・山・上」と覚えるのはまだいいだろうが、強引なこじつけはどうなんだろうかと疑問に思う。
数字は法改正も結構あるのでその時はどうするのかなと危惧している。
俺は数字などは語呂合わせに頼ることなくできるだけそのまま素直に覚えるようにしている。
敢えて言うなら文字で覚えるというより画像で覚えるようにしている。
だから論点をまとめて、「この論点ならこの数字」というように論点ごとに簡単にまとめられるようなシートを作った。
覚える際はもうひと工夫する。
似たような数字や似たような制度は一緒に覚えないようにしてバラバラで覚えるようにした。
一見非合理にも思える方法だが、似かよった制度や数字を一緒に覚えるのは逆に混乱してしまう。
それと覚えやすいものから覚えていくのが鉄則だ。
いきなり難しい論点の細かい部分を覚えようとしても無理がある。
結局過去問をやりながら自然と論点に絡む数字を引き出すことができればもう数字で悩むことはないと思う。
覚えが悪いなら何度も過去問をやって覚えるのが王道だ。
ピアノだって上手く弾けない部分を繰り返し練習すれば弾けるようになるのと同じだ。
まずは自分の記憶力や学習能力を信じてみようよ。