スーツ・紳士服のすべて

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【メンズファッション】フレンチスタイルを実践するための5カ条

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こんにちは、大分です。

最近のアパレル業界は「ノ―ムコア」や「ミニマリズム」といった流行もあって、シンプルな装いがカジュアルシーンの主流になっています。そしてこの流れの中心にあるのが、フランスのブランドであり、フレンチスタイルの着こなしです。

 

ただ、このフレンチスタイルの着こなしは「無地の洋服を集めればいい」だけではないので結構難しいです。そこで今回は、シンプルなフレンチスタイルを実践するために意識して欲しいことを5つにまとめてみました。

 

 

 天然素材にこだわる

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コットン、リネン、ウールといった天然素材は、ポリエステルなどの化学繊維に比べると高価な素材になっています。ただ、そこには値段に見合った価値がしっかりとあります。

 

化学繊維と比べた時の天然繊維のメリットとしては、

  • 通気性が良い
  • 天然の抗菌作用がある
  • 風合いがあり、高級感がでる

などがあります。

 

もちろんアイロンがけの手間はあるのですが、シンプルなフレンチスタイルにおいては素材に目が行きがちになるので、天然素材独特の風合いからくる高級感がとくに重要となります。

 

これからは買い物の段階から商品のタグを見て素材を確認する習慣をつけてみてください。

 

ワードローブは1軍だけに絞る

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『フランス人は10着しか服を持たない』といったタイトルの本があったように、自分のスタイルをしっかりと持っている人のワードローブは洗練されています。

 

洋服はたくさんあるのに、「今日着ていく服がない」と感じてしまうという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。ただ、もし自分のワードローブが本当に気に入っている服だけだったら、きっとコーディネートに迷う時間もなくなるはずです。

 

自分のワードローブの質を高めるために、まずはセールなどでの無駄遣いを減らしましょう。「安いから買った洋服」は自分でその価値を下げてしまっています。無駄遣いから浮いたお金を「高いけどその価値がある洋服」に投資していきましょう。

 

基本は革靴、スニーカーは名作を選ぶ

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オシャレは足元からです。自分の靴にはこだわりましょう。強いこだわりがない限り、基本は革靴をおすすめします。フレンチスタイルは上品な優等生的な装いが基本なので、デニムでもスラックスでも合わせやすいのは革靴になります。

 

そういった意味でスニーカーはコーディネートの強いアクセントになります。私服でセットアップを着た時などの「はずし」として使うのがおすすめです。その時選ぶのはローテクと呼ばれる昔ながらの名作スニーカーにすれば、いきすぎたアクセントになるのを防げます。

 

私服に合う革靴の選び方はこちらを参考にしてみてください。

japgents.hatenablog.com

 

アイテムは無地を中心にシンプルで上質なものを選ぶ

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先程のワードローブの話にも繋がりますが、シューズ以外のアイテムもシンプルで使い勝手のよいものを選びましょう。色に迷ったら、お気に入りのシューズとの相性をみてください。黒い革靴には、青や黒といった寒色系が合います。茶色い靴には、暖色系の色です。もちろん白は万能です。

 

無地ばかりでつまらなく感じるのなら、トップスにはボーダーがおすすめです。ボーダーはフレンチスタイルを代表する柄です。

 

シーズンのトレンドアイテムを上手く採り入れる

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Pinterest

ここまで4つのポイントをおさえて生まれたワードローブが基本になります。ただし、そこにあるアイテムは無地のものが多く、地味に感じると思います。

 

そこで、買い足すアイテムはその時々のトレンドアイテムにすることをおすすめします。上の写真のようにアクセサリーは採り入れやすいかと思います。