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レイモンド服部

2024-04-27 19:03:24 | 音楽
Cobalt Sky March コバルトの空 - 海上自衛隊東京音楽隊


レイモンド服部という作曲家を知ったのは、
高校でブラスバンド部に入ってからです。
「コバルトの空」これは服部が作曲した曲で最も有名な曲かもしれません。



最初はレイモンドなんてハーフの人なのかと思いましたが、
本名は服部逸郎(いつろう)と言います。
1907年~1973年。
作曲家、作詞家、歌手、元アナウンサーという経歴を持っています。
他の作曲には「東京ワルツ」や、歌声喫茶でも唄われる「小さな喫茶店」
などがあります。
しかし、最も有名なのは「コバルトの空」だと思います。

私は高校一年の時には、ユーフォニウムを吹いていました。
二年生になると、それより大型低音の中バス(こんな楽器は現在あるのだろうか?)
三年生になると大バス(いわゆるチューバとかスーザホーン)を吹いていました。

「コバルトの空」の運指も、ユーフォニウムの運指で覚えています。
この曲には、ドの半音上がりがあります。
それは3本のピストンバルブの演奏では唯一、
3本全部を押さえるというスタイルになります。
3本全部押さえというのは、この音ひとつだけなのですが、
その運指には欠点があり、音が多少ズレる(狂う)となるみたいです。



それを修正するには、画像はトランペットですが、
右下の3番スライドトリガー(丸い輪っかが付いている)だったかを、
左手で瞬間的に伸ばすとかして修正するのだったと思います。
私は高校生の未熟児だったので、そんな高等テクニックが使える筈もなく、
いつも3本バルブを押さえたままで演奏していました。
しかし、金管楽器の世界にその欠点を補う構造が出来ました。





4本目のバルブが新設されたのです。
それを操作するのは左手でしたが、それも更に進歩します。



現在は、もう左手などではなく、今までの3本バルブの横に、
4本目のバルブが付いています。
これは、右手の小指で押さえるものなのでしょう。
しかし、金管楽器の世界を知っているのは、かなり以前であり、
4本バルブの世界は、実を言うとそれほど把握している訳ではないのです。

ただ「コバルトの空」というと、その事が忘れられずに残っています。
そして、レイモンド服部という作曲家の事が思い出されるのです。
なお、服部良一という著名な作曲家がいますが、それとは全く無縁の方です。


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