透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

氷点下の世界

2022-01-25 21:13:48 | 日記

晴れ。最低気温−10.5℃、最高気温−3.4℃。

 

北の大地に開拓の槌音が高らかに響きわたっていた時代。

上川2等測候所は、想像を絶する極寒を記録した。

明治35年1月25日早朝 気温、氷点下41℃。


昨日の夕刊のコラムに本日、1月25日が「最低気温の日」であると綴られていました。1902年(明治35年)1月25日、旭川市で氷点下41℃が観測されたそうです。そのことを取り上げた当時の「北海タイムス」(1月26日付)の記事が紹介されていました。120年前の記事もまた、たいそう興味深かったです。

実はその歴史的な冷え込みに由来する「氷点下41℃」という焼菓子がたまたま手元にあったので、アップしました。個装の上部には、氷点下41℃が記録された上川2等測候所の名称などが白抜きできちんと記載されています。この菓子に寄せる菓子職人さんの生真面目さが偲ばれました。


そして、本日の夕刊にはしばれる道内各地の気温と厳しい寒さが生み出す期間限定の景色が掲載されていました。今朝の7時25分に撮影されたという帯広川での一コマは、霧氷の中に白鳥の姿も見えて幻想的な光景です。まるで絵本の世界に迷い込んだかのような気がしました。

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