マーチステークス（GⅢ）
3/26㈰に中山競馬場で行われる第30回マーチステークス（GⅢ）の追い切りと考察。
今週はひたすら雨で滅茶苦茶な結果に溢れる中山。
このマーチステークスと同じ舞台である”中山ダート1800ｍ”で行われた25㈯は、まず1Ｒで単勝1.2倍の一本被りだったマーゴットミニモが3着に垂れ、3Ｒの未勝利戦では単勝オッズ239.2倍の13番人気クリスプブリーズが勝利。8Ｒの1勝クラスでは古馬条件戦はそもそも滅茶苦茶とはいえ12番人気のハローサブリナが2着。10Ｒ伏竜Ｓでは地方馬が3着した程度だったが、最終の古馬条件戦でも10番人気が2着。
このように25㈯は計5Ｒあったダート1800ｍ戦のうち4Ｒで二桁人気が絡むという凄まじい一日だった。
明日26㈰も馬場は重く、どうなることやらである。
引用：競馬ラボ
それでは追い切り内容を踏まえて考察をしていこう。
追い切りと考察
①ダノンファラオ
坂 ｄ ガチガチに追うが格下並。
- 老いた。
②カテドラル
映像無し
③ロードヴァレンチ
ｗ ｃ 馬なり3頭併せ。スピード勝る。
- おそらく行くのはこの馬だが今回はそう簡単に楽逃げは出来ない。
- 猛蔵は前日の角田大河に続く初重賞制覇のチャンスを活かしたいところ。
- 展開が向かない3番人気は…
④デルマルーブル
美浦坂 ｄ 追っているのに馬なりの格下に遊ばれる。
- 佐賀記念はなかなかの健闘。
- しかし好走は2年半ぶりのこと。力は落ちている。
- 好枠。
⑤ケンシンコウ
美浦坂 ｄ ビシビシ追うが、歩いている。
- 凡走続きなのにハンデも58㎏。とても買えない。
⑥キタノヴィジョン
ｗ ｃ ラスト強め。この馬なりに順調。
- ツボにハマれば川崎記念3着馬ニューモニュメントすら負かしうる。
- 前が流れれば一撃あり。
⑦ハピ
坂 ｃ 優しい叩き台。
- 使い詰めだった昨秋でも強敵相手に見せ場を作り続けた実力は評価。
- 今回は舐めプ。
- 58.5㎏は実績から仕方ない。
⑧ウィリアムバローズ
坂 ｃ ラスト少し気合い付け。
- 中山走る（3.2.0.0）
- 重も対応可。
⑨ホウオウルパン
ｗ ｃ ふつう。
- 全5勝を中山ダート1800ｍで挙げるスペシャリスト。
- ダート牡馬のスルーセブンシーズになれるか。
- 前走負かしたヴァルツァーシャルがこれだけ人気なら。
⑩ヴァルツァーシャル
ｗ ｃ+ おさえながらも上々の時計。充実期。
- 全戦4着以内の堅実派。
- これが買えるなら前走勝ち馬も買わねばおかしい話。
⑪ダノンスプレンダー
坂 ｄ 足捌きがタルい。
- 若い頃ならGIを勝てる器だったがＯP入りが遅れたことが本当に惜しい。
- デビュー2戦目を見ると騎手が大事なことが一発で解るのでご参考に。
⑫ハヤブサナンデクン
坂 ｃ 通常営業
- いつでも自分の能力分は走る超絶馬主孝行な馬。
- ハンデが0.5㎏恵まれた。
- 今回は前に行く馬多数で展開面では簡単ではなさそう。
⑬ゲンパチルシファー
坂 ｄ 追って伸び一息。
- 低レベルプロキオンＳは勝てたが重賞では基本役不足。
⑭プリティーチャンス
ｃｗ ｃ+ 全体時計はメンバー中最も良い。
- 牝馬限定交流ですらようやく一つ勝てるレベル。
- なぜか望来とは手が合うが今回は石橋。
- 重得意な方で前がかりな展開も合うので一発も石橋。
⑮カフジオクタゴン
坂 ｃ ふつう
- ダート界の地味王なので常に買い時な馬。
- ハピやタイセイドレフォンを差し置いて重賞を勝てる器。
⑯サンライズホープ
坂 ｃ+ 併走馬なりもシャープな動き
- 59㎏と大外が嫌われるようなら面白い。
好調教馬
ｃ+ サンライズホープ ヴァルツァーシャル プリティーチャンス
まとめ
人気どころにはイマイチな追切と前傾ラップの先行という隙があり、一筋縄で引かないレース。16頭中ほぼ全ての馬にチャンスがあるなら全ツおよび堅め狙いは厳禁。
◎は⑯サンライズホープで前総崩れを祈り、相手も差し追い込み系で。
3/26㈰中山競馬場の馬場
その他
3/26㈰高松宮記念
3/25㈯毎日杯
3/25㈯日経賞
3/25㈯ドバイワールドカップ
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