情報を正しく受け取ると題しドルチェ先生が趣味のオーディオシステムを例にして教育に携わる必須の心構えを解説しています。音痴の私が納得しました。オーディオ関連機器市場に凄い会社が日本にありました。今もスイスにあるのかも。それも凄い事と思いました。
音楽の素養のない私は真っ当なコメントをできません。最近私が問題視している国民の二極化に関して、コメントを続けます。二極化は何事も普及や一般化が進むと起きると思っています。でも国民や学生の偏差値が二極化しているのが不思議でした。考察しました。
戦後、奇跡の復興で日本は経済大国になり、バブル崩壊以降地盤沈下し、GDPがドイツにも抜かれそうです。GDP順位低下を嘆いている人がいるかもしれませんが、大航海時代の欧州列強の現在を見れば不思議ではありません。栄続けられるのが稀です。
経済成長の恩恵を受け、贅沢な暮らしに慣れた国は二極化が進みます。衣食住に満足し、さらにお金を稼ぎ、億ションに住み、諸外国のブランド品を身に付け、有名人が勧める食事処に行きたくなるし、一方、衣食住に満足し、恵まれない人のために慈善活動したいと思うのも人です。最近、デビ夫人のウクライナ支援、偉いと思います。
人の心は持って生まれたDNAとその後の生活環境に左右され、頭脳と身体の成長に心は影響されます。強く影響されるのは両親でしょう。戦前は大家族が暮らす家が普通でした。米作りのために文字通り村社会でした。
高度成長により高卒新人が京浜工業地帯、阪神工業地帯、中京工業地帯などに集団就職。世界の工場として経済成長。東京本社の会社が増え、輸出の中核として東京圏が発展し、地方は過疎化しました。人口が関東圏に集中し、国は色々考えてます。都市集中は機会の平等。でも年収の二極化が進みました。
相手や子供に気遣う必要がある結婚生活より自分優先に生きる人が増えたようです。子育て願望は時代遅れ、離婚が普及しました。少子化は必然でした。首相が異次元の子育て支援を言い力を入れるようですが、子育て願望が減った今、生活支援をしても微々たる効果のように思います。
少子化対策は抜本的な教育改革が必要と思います。二極化させない学校教育です。教育に国家予算を集中させ、革新的な教育を文科省が音頭を取り、多くの教育委員会と学校が実践するのが夢のある国になると思います。
そのために偏差値や体力測定値を正規分布化し、協同と個人尊重を両立する新しい学校教育を実現して欲しいものだとヨイヨイ老人は思っています。随時随所楽しまざる無し。南無大師金剛遍照。