バドミントンが拓くあなたの未来

部活と勉強の両立が生きる力を育みます
鈍感と根気が継続の秘訣です
後はケセラセラ、チャンスを待てば良い

継続を楽しめたら

2021-10-28 07:07:28 | Weblog

 妻が大病し、2回入院し2度ずつ大手術。私が10数年主夫となり家事を担当。定年後に数社の顧問を楽しむ目論見が外れ高校非常勤だけになり、小論指導に絞り、バドの市民クラブを続け、妻を介護できたのが幸運でした。

 ベンチャ企業で営業でもしていたら市民クラブの主宰は無理でした。非常勤を10年続けた高校はインターハイバドの強豪校。バド部顧問はコーチの天才、仲良くなりました。今は校長です。

 70歳になり3月に退職。顧問は教頭でした。人間万事塞翁が馬。その年末に今度は私が入院。クラブ運営は1か月会員にお願いし、正月から復帰しました。元顧問は卒業生を年に1、2度私のクラブに来させてくれます。

 全日本総合の昨年8位の鈴木温子さんが10月10日に来ました。鈴木さんは神田鈴木ペアでインターハイに出場、シングルスはぎりぎりでした。早稲田の教育を自己推薦で受験、小論指導をして欲しいと顧問から言われました。

 2回面談指導し1次合格。面接指導はできず2次面接で失敗し不合格。面接指導は日曜日に私のクラブの参加後に1時間が通例でした。小論と面接を指導した早稲田の入試は3分の2、法政は4分の3、青山は5分の5が合格でした。

 鈴木さんは練習熱心ですが日本代表は無理に見えました。日体大の自己推薦書を現教頭が指導し合格。大学コーチのお陰もあり、インカレ団体とダブルスで優勝。シングルスはベスト2だったか、ヨネックスに入社しました。

 当時、バド部顧問が教頭になり顧問を辞め、募集責任者になる時でした。私は時々彼に同行しました。ヨネックス女子チーム練習を見に行った時、鈴木さんに再会。直後に私は高校を退職し彼女のその後を知りませんでした。

 今回、鈴木さんのブログを読み、全日本総合に毎年出場。4位になり日本代表の海外遠征。2年前にヨネックスを退職し選手兼社長。練習を十分できずランニングにして、昨年の全日本総合にベスト8、今年も出場するそうです。

 元顧問のノックは見事。正確無比の速射。インターハイを連破しオリンピック連続出場を果たした佐々木、佐藤を育てた顧問。鈴木さんは会員と試合し長所と欠点、克服法を理路整然と説明しました。2人の指導は対極のようです。

 鈴木さんのブログは解析的かつ創造的と思いました。努力を続け苦労する木に花が咲くこともある、今までは人の根本は変わらないから、アホこそ得意分野に集中し、楽しんで続け、能力を伸ばすのが良いと考えていました。

 澤柳先生の随時随所楽しまざる無しは、プロスポーツ選手を目指すなら無理筋であり、澤柳精神は学業、仕事、私生活の指導の話と思っていたわけです。アホは間違っていました。反省し、校長と鈴木さんに感謝感謝でした。

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