Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング723.小説:小樽の翠635. 男はつらいよ!

2023年05月01日 | field work

 北国小樽にも短い春が来た。連休が明ければ桜も咲く頃だろう。しかし今年は少し開花が早いのかもしれない。
・・・
夕べ翠は準夜勤だったから夜中に帰ってきた。
病院から歩いて帰れる翠が重宝するわけだ。
もちろん湯上がりの翠の薄桃色のボディを愛でていたわけだが・・・。
翠「アチキー、今日も元気かなぁー」
「OK、経産婦って未産婦より燃えない?」
翠「多分、万事躊躇しないから燃えるかもしれない。子供を一人膣を通過させると体が落ち着くんだよね」
「ふうーーん、いつもバッチリ潤っているけど・・・」
翠「でしょう。やっぱ迷いがない分、体が大胆になるんだよ。それでいて気分は女を忘れない」
「女にあんまし恥を欠かせないでよ!、ってセリフを思いだした。翠が積極的に迫ってきて、疲れたアチキは寝るといった時だったかな・・・」
翠「そんなこといったっけ・・・・(*^▽^*)」
「女が積極的に求めてきたときには、男が疲れていても応えるのが男の義務だということを理解したんだった」
翠「男はつらいよ(*^▽^*)、だねぇー」
・・・
そんな昨夜の翠との会話を思い出しながら昼飯を食べていると窓から差し込む光が綺麗だ。
午後から山へ出かけてみますか・・・。
レンタカーでいつものプリウスでフラッと山へ出かけた。
必要なときに、必要なパワーを供給してくれるインバータが優れものなのだろう。インバータはハイブリッドカーの命だ。
山は春の色が散らばり始めていた。
標高が高いので、落葉樹はようやく葉がつく頃だろうか。それでも森全体がどこか新緑の空気が見えてきそうだ。
・・・
小樽の街も桜の開花濃厚の頃だ。
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