子宮腺筋症からの生理痛、月経過多のご相談 | 漢方薬なごみ堂 女性薬剤師のブログ

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こんにちはニコニコ

 

40歳の女性の方から、

子宮腺筋症のご相談がありました。

 

5年前に子宮腺筋症という診断を受け、

その頃から月経量が増えて塊が出るようになってきた。

 

生理痛や排卵痛、排便痛も年々ひどくなり、

痛みがないというときが少なってきて、気分も落ち込みがち。

 

病院からはピルを処方され治療を試みたが、

服用すると吐き気がひどく、

また肝機能が上昇して服用を続けることができなかったそうです。

 

漢方薬での対処法は

子宮腺筋症の原因であるお血の改善の為に活血剤、

また月経過多もある事から止血剤、補血剤を服用いただきました。

 

漢方薬服用から1か月経過で

月経血の量はだいぶ減ったため、身体が楽になったとの事。

ただ、生理痛、排卵痛は変わらずある。

痛みで寝れないこともある為、

痛みをどうにかしたい、との事でしたので

活血剤、補血剤、止血剤に加えて

破血剤を加えて服用いただきました。

 

ただし破血剤は出血傾向になる為、

生理中は月経血の量を見ながら、

服用量を調整頂きました。

 

その後は生理痛、排卵痛、排便痛などの痛みはほとんど気にならなくなったとの事。

月経血の量は前月よりは増えたが、

以前のように漏れるほどではない。

塊が少なくなり、トイレで排尿の時に月経血が出るようになり、

ナプキンに出る量はかなり減ったとの事。

 

漢方薬服用か3か月で

もろもろの痛みはほとんど気にならない程度になり、

月経量も通常量になってきました。

月経過多が改善されたことで

貧血症状もなくなり身体がかなり楽になったそうです。

 

この方のように

子宮腺筋症や子宮内膜症、子宮筋腫などで、

生理痛や月経過多の方のご相談が多くあります。

年齢層は40代が多く、まだ閉経には数年あるが、

生理のたびに症状が悪化するあせるあせるあせる

ピルの服用や、子宮筋腫は手術を提案されるが、

この方のように副作用がひどく服用を続けられない方や、

手術はしたくないという方が多いです。

 

なんとかやり過ごして閉経に持ち込みたい

という切なる思いでご相談に来られます。

このようなお悩みの方、

漢方での改善の道もありますので

お気軽にお問合せ、ご相談下さい照れ

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 

 

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