バリエーション山行同人

藪岩、沢等を中心としたバリエーションルートを中心とした山行を志向しています。

多摩川水系 南浅川 小下沢(2021.5.23)

2021-05-23 17:56:21 | 

梅雨入り宣言はまだ無いが、ぐずついた毎日が続いている。今日の予報は久々に好天を示していたが、朝のうちは雲が厚く、天気が心配されたが、次第に青空が覗くようになり、格好の沢日和となった。今回は今年の初沢で、初心者を連れているため「沢歩き」的要素の多い沢を選んだ。

高尾駅北口を朝7時に出発した。バスで向かうことも考えたが、小仏行きのバスの混雑が予想されたため、往路は歩くことにした(実際、途中追い抜いて行った小仏行きバスは多くの立ち客を乗せていた)。道は旧甲州街道を歩いて行くのだが、バスに乗っていては気が付かない風景をいろいろ楽しむことができた。

▼小仏関跡

▼圏央道の八王子JCTの下をくぐる。巨大な支柱工事の際の資材置き場を公園化したのだろうか。

 

途中、旧甲州街道と分かれ、木下沢梅林方面を目指す(紛らわしいが、沢や林道の名称は「小下沢」で、梅林には「木下沢」との漢字が充てられているようだ。発音はいずれも「こげさわ」)。

▼中央道の小仏トンネル上り線増設に向けた工事が行われていた。

▼小下沢林道の入口。このすぐ脇の階段を使って河床に降りる。

▼標高も低く、ハイカーの多いエリアにもかかわらず、透明度の高い流れを満喫

▼前半はゴーロ歩きが中心だが、所々、小滝が現われる。

▼遡行開始から1時間少々で、旧小下沢キャンプ場跡の広場に到着

▼景信山に向かう木橋

▼終始、林道が川に沿っており、コンクリート壁脇を歩くことあり。

▼右岸の支流奥に3段の滝を見る。

▼この沢唯一の滝らしい滝。水流の中にガバがあり、シャワークライミングで抜ける。

▼固定ロープを張って、後続者が登る。

 

この先はもう滝が無いとのことで遡行を終了した。すぐ脇の林道に出て、着替えを済ます。奥多摩などの沢では富栄養化のためか遡行後しばらくすると衣服から次第に悪臭がすることが多かったが、この沢ではそのようなことはなく、沢水の綺麗さを改めて実感した。


帰路はずっと並行していた林道を戻るが、あっという間に林道入口に着いてしまった。
帰路は、往路で見た「手作り豆腐の店」に寄って、最寄りのバス停から高尾駅に戻った。バスは乗車密度を避けるための措置で、2台連ねた形で運行されていた(実際、特に2台目のバスは空いていて快適だった)。

▼摺差バス停そばの豆腐店。バスを待ちながら早速「おからドーナツ」を食したが、軽く揚がった感じで美味であった。

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