八ヶ岳南麓真夏のおすすめ 裏メニュー「激辛冷麺」 | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

 連日真夏の太陽が容赦なく照りつける八ヶ岳南麓。

 それでも東京の暑さと違って夕方になると大気がヒンヤリしてきてこの時間帯のウォーキングは実に心地よい。

 

 モンモンモコモコの~入道雲です 

 モンモンモコモコの~夏なんです

 

(明日もいい天気になりそうだ ブックカフェ「のほほん」上空)

 

 カナカナカナカナの蝉(ヒグラシ)の声です~ 

 カナカナカナカナの~夏なんです

(カラマツ林に沈んでいく太陽)

 

 たそがれの時間は案外短く、すぐに辺りは暗くなっていく。

 

(韓国レストラン「どんぐり」の灯りが次第に闇につつまれていく)

 

 逢魔が時。

 そんな不気味な感じが周囲にたちこめてきたと思うと、あっという間に道は真っ暗になった。

 

(冥界へと続く道・・・)

 

 

(悪霊退散!ヘッドライトを照らせば少しだけ怖くない)

 

 翌朝もいい天気。昨夜の怪しげな世界がうそのようだ。

 

 ギンギンギラギラの八ヶ岳です~

 ギンギンギラギラの~夏なんです

 

 そんな真夏のこの時期、八ヶ岳南麓でお勧めのランチがある。

 韓国レストラン「どんぐり」の裏メニュー、「激辛冷麺」である。

 

 

(卵、大根薄切りの酢漬け、キュウリ、鶏肉、あとはなんだっけ)

 

 私が頼んだ際厨房では、

「そこまでやらん方がいいよ、お代を頂戴するレベルじゃなくなるから」

「だいじょうぶ、だいじょ~ぶ。死なないよ~」

てな夫婦間のやりとりがあったらしい。

 

 具をよ~くビビン(混ぜる)したら準備万端。

 韓国冷麺のゴムのような弾力に辛さがこれでもかとからみつく。

 ひと口ほおばると爽やかな夏の味に少しだけ辛さが混じりこんできた。

 二口、三口と進むごとに口の中が山火事になっていく。

 やがて毛髪の毛穴が全てひらいて、ギンギンギラギラの夏状態。

 口内の鎮火にゆで卵をガブリとやるが、そんなもんで辛さが収まると思ったら大間違い。

 食い終わるころには汗まみれ、オーシツクツクの夏なんです。

 なんだか森林をジョギングしたような心地よさだ(実際にやったことはないけど)。

 

 八ヶ岳南麓の夏はこれで決まり。

 

 メニューにはないので(普通の冷麺は夏限定でメニューにある)、注文の際には秘密の合言葉「太田胃散ください」とひとこと(←ウソですから)。

 辛さは私が食ったのが最高レベル(奥様談)として、

「ゆるふわと同じヤツ(激辛)」、

「ゆるふわの半分(この程度がお勧めじゃなかろうか)」、

「ゆるふわの3分の1(ピリ辛)」とご指定ください。

 それから言わずもがなだが、この手の食い物に純白のサマーセーターとかは大層危険です。

 

 冷麺ツルツル~ 僕は満足

 日傘クルクル~ 夏はしあわせ 

 (はっぴいえんど「夏なんです」より)