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とっても影の薄い後部艦橋 戦艦「大和」ペーパークラフト

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歴史群像 2021年8月号 | |本 | 通販 | Amazon

戦艦大和を作っています

 

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今回は後部艦橋の話なのですが

以前に紹介した

前部艦橋(いわゆる艦橋)と比べまして

とにかく影が薄い

 

まずはどういうものか見て頂きましょう

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建造過程はこちら↓

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こうして見ると比較的立派な構造物のように感じますよね

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では実際に船体に設置してみましょう

設置前後の比較です

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お分かり頂けるだろうか?

後部艦橋は後部マストの陰に隠れてしまい目立たなくなってしまうのです

さらにこの後ろに 副砲→主砲 と自己主張の激しい(見た目の派手な)構造物が並びますのでさらに影が薄くなってしまいます

 

 

そもそも艦橋の数ある役割のうち、重要なのが射撃指揮ですね

前部艦橋に設置されている

方位盤照準装置 敵との距離、敵の速度等を測定する測距儀 主砲の仰角、方位の修正値を計算する射撃盤

などなど、当時の最先端技術を複合したメカニズムで射撃を行っていました

基本的にすべての砲を一か所で制御し効率良く、なおかつ正確に撃つことが求められていたので通常は前部艦橋で全て行います

(射撃方法にはいろんなバリエーションがありますがここでは割愛)

 

実は後部艦橋にも同レベルの設備が整えられており、前方の主砲とは別の対象に射撃する際には独立打ち方が可能でした

また煙突の排煙や後部マストにより後方の視界が妨げられる前部艦橋の対空監視を補完する役目もあったようです

従って見た目の地味さ以上に、結構重要な役割を果たしていたのです

 

次は中央構造物の周辺

副砲台やら高角砲などなど積み足していきますね

 

 

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