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「朝の太陽の光」 が内臓脂肪を減らす


肥満のおもな原因は食べ過ぎと運動不足ですけど、「自律神経」の乱れも関係していま す。
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自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があって、バランスを取り合って身体を 調整しているのです。


朝からタ方は身体を活動モードにする交感神経が優位になり、代謝を活発にします。


夜から朝は身体を休息モードにする副交感神経が優位になり、代謝がゆるやかになるのでしょう。


交感神経と副交感神経のバランスがうまく取れていると、日中の活動的な時間帯に代 謝がスムーズに進み、太りにくい身体になります。


反対にバランスが乱れると、朝になっ ても交感神経がうまく立ち上がらず、代謝が悪くなってしまうのです。


この自律神経のバランスには、人間の生体リズムである「サーカディアンリズム」が 関わっています。


要するに「体内時計」です。


サーカディアンリズムは、睡眠と嘗酷、 体温などをコントロールし、約25時間周期で変動しています。


これを24時間周期にリセットするのが、太陽の光です。


朝、太陽の光を浴びると、交 感神経が優位になり、自律神経がバランスよく働き始めます。


しかし、サーカディアンリズムは、ほかの光の影響も受けやすいので、夜ふかしをし て人工的な照明を浴びる時間が長いと狂ってしまいます。


パソコンやスマホの 液晶画面から発生する明るいブルーライトは、特によくないです。


体内時計をうまくリセットできないままだと、食欲にも関係していきます。


身体の機能 を調整しくれるホルモンも体内時計でコントロールされてるからです。


「グレリン」という物質が多く分泌され 代謝も悪くしてしまうのです。


食欲は増す のに代謝は落ちるのですから、内臓脂肪がたまりやすくなるのです。


太りにくい身体をキープするようには、夜型より朝型の生活のほうがいいのです。


サーカディアンリズムを整えるためには、次の ようなことを心がけましょう。



●朝起きたら、カーテンを開け、太陽の光を浴びる
●同じ時間に寝て、起きる習慣をつける
●朝食をきちんと食べ、夜10時以降の食事は控える
●就寝前にパーソナルコンピューターやスマホをいじらない 仕事の都合で夜型になりがちな人も、自分なりの生活リズムを整え、同じ時間帯に寝 て起きるようにしてほしい。


朝食を取るのも活動モードに入る準備になるのでしょう。


さらに、交感神経をスムーズに立ち上げるのは、朝、熱めのお湯でシャワーを浴びたり、 ふとんのうえでストレッチをするのも効果的です。


夜遅い食事、寝る前のPC スマホは避け、朝は太陽の光を浴びましましょう。

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