レスミルズ好きの皆さまこんばんは。
2022年サッカーFIFAワールドカップ盛り上がってますね。ボディパンプなんてやってる場合じゃないとお思いの方、こういう時こそ同じ汗流して頑張ろうじゃありませんか?

なんてことはさておき、この神曲アーカイブスシリーズもいつの間にか冬眠状態になってまして気づいたら一年以上更新なし。

こいつはヤバイと思いましてつい先日ミックス時期でやっていたナンバーがちょうどこの時期のこのタイミングにぴったりの神曲ということで久しぶりの更新と相成りました。

さて一年ぶりとなる神曲アーカイブス、今回紹介しますのは

BP86-4より
でございます。

こちら原曲はレスミルズ好きのしかもボディパンプファンならばお馴染みの『E-TYPE』のナンバーです。
正確にはこの曲からさらに遡ること12年前の『Campione 2000』が原曲であり、本作はそのセルフカバーリミックスとなります。
オープニングが猛々しいパーカッションから入り、よりラテンイズムが増したイントロで始まるのですが、レスミルズバージョンはもっとフェス感がアップしているようにも聞こえますね

楽曲はシリーズ86の4曲め、背中のパートでの起用となります。
そもそもE-TYPEのナンバーはボディパンプでもバックのコリオでの起用が多く、このシリーズあたりだとベテラン参加者たちやインストラクターがミックス時期に希望する方も多いです。
ランジのカスケーダ、バックのE-TYPEと当時は呼ばれていたもんでした。

ちなみに原曲の方の『Campione 2000』はシリーズ36のかなり昔のナンバーで起用されていて、二の腕のトライセップスの競技に使われております。


さてさて実際のコリオですが、まずはゆっくり16カウントのスーパースローでスタート。
その後はいきなりの『ハングクリン』が登場します。
合計8カウント4セットのこちらはバックの高強度コリオ『クリーン&プレス』のクリーンの部分をフィーチャーしたもの。
何気ない途中動作のように思えますが、流れで行えるクリーン&プレスが止められ、きちんとフォームを重視させられるので、意外に強度が高め。
コツとしてはクリーンは手首を返した時に身体をバーの下へくぐらせる感覚で動いていくこと。そして下に腕を伸ばしていくときもゆっくりとのばしていくことで、絶えず僧帽筋から背筋への刺激を与えていきます。

ハングクリンのあとはメインとなる『クリーン&プレス』が4セット。
このデッドリフト→ハングクリン→クリーン&プレスが基本コンビネーションセットとなります。

2セットめほぼ同じ流れながら、最後のコンボはクリーン&プレスにデッドローが追加されます。このコンビネーションが4回。

さらにこれを終わって32カウントのリカバリーあとにいよいよオーラスの3セットめ。
基本コンビネーションはそのままですが、心拍数爆アガリの勢いそのままに、クリーン&プレス×4後にパワープレス3回&トリプルデッドローへと移行。
この追い込みがかなりしんどいですね。しかし最後の最後にワイドグリップをしてデッドリフトを付け加えていました。

音楽が華々しくラテンサウンドなのでテンション自体はアゲアゲになるのですが、このパートが終わる頃には間違いなく足腰がバッキバキになること請け合いです。

強度アップのポイントとなるのはクリーン&プレス。レップ数でいえば最近のシリーズにも遜色ないほどの多さなので、疲労の蓄積はかなりものに。そうなるとどうしてもフォームは崩れて振り上げるような感じになりがちです。
こうなると背中というよりは腕、肩に比重がかかるので背中への利きが薄くなります。
何はなくとも下に潜り込むようにして膝を使ってあげるという基本姿勢を保つことが一番運動効果もはてはダメージも軽減できる近道です。

俺ジナルコリオポイントは何か付け加えてやるのはコリオの内容からも危ないので、テンション上げならサビの『カンピオーネ』の合唱がおすすめ。
ただこのコロナ禍のなかだとそれも厳しいと思うので、できるのはリカバリータイムでの拍手くらいですかね。
早く気兼ねなくパフォーマンスできるようになりたいですね。

この曲は同じE-TYPEの曲である『オリンピア』とは姉妹ソングな感じで、オリンピックや世界陸上の時は『オリンピア』を、ワールドカップなどサッカーイベント時は『チャンピオーネ』がバックの曲としてミックス時期にはかかりやすいです。
まさに今がやり時。大会最中にやってもらえるようリクエストしてみてはいかはがでしょうか?

そういったところで久しぶりの神曲アーカイブスはここまで。
また次回の紹介をお楽しみにしてくださいませ。

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同じバックのパートですがこちらはオリンピック仕様です


これまでの過去アーカイブスはこちら