今年2月に定年を迎え、再雇用で現在も働いています。

私と同学年の男性は特別支給の老齢厚生年金が貰えないので、このまま65歳まで働くことになるんだろうなぁ。

ねんきん定期便を見て溜息吐いたりしています。
20歳の誕生月から就職までの期間は国民年金を払っていないので、老齢基礎年金は満額を貰えないという事実が・・・
この不足分については再雇用の期間の経過的加算で補うことになります。
実はこの経過的加算にはとんでもない事実が・・・

前の会社に継続して務めていたら、今年の4月で経過的加算額の上限に達していたのですが、
退職して、再就職まで1年かかったことで、上限に達するまでに更に1年必要となるようです。
つまり計算上は老齢基礎年金より多い金額が定額として貰えることになります。

厚生年金の経過的加算は次の月数で計算されるそうです。
 a = 20歳~60歳の厚生年金加入月数(最大480カ月)
 最大の経過的加算(年額) = (480 - a) × 1,621円(R4年度)

 22歳~62歳まで厚生年金に加入していると加入期間は480カ月ですが
 20歳~60歳までの加入期間 456カ月となるので、経過的加算額は
 (480-456)×1,621円 = 38,904円
 年 38,904円が経過的加算額になります。
 
もし、国民年金を20歳から払っていたら、年額38,904円増えることになります。

こんな計算ばかりしています。

この計算であっていると思いますが、違っていた場合は指摘をお願い致します。