水槽の選び方:コケや藻対策・水換えなどメンテナンスから考えてみた

魚などの水棲動物を飼うときに絶対必要なのが水槽ですよね。

何を基準に選んだらよいのでしょうか?

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水槽とメンテナンス

ホームセンターやペットショップに行くと、たくさん水槽が並んでいますよね。

大きさも材質もいろいろ。

実は、メンテナンスのしやすさも変わってくるんです。

これからコケ対策と水替えの2点に分けて水槽を紹介していきますが、何を選ぶにしろ行わなければならないのが、掃除をはじめとしたメンテナンスです。

小さい水槽は持ち運びが楽ですが、水質が不安定になりがちで、頻繁に水替えを行わなければなりません。一方、大きい水槽の方は、水質が安定する代わりに、まるごと掃除するときには大変です。

飼育する生き物が、どれくらいまで成長するかも考えておかなければなりません。小さい生き物でも、複数飼育する場合はそれなりの容積が必要となります。

飼育する生き物や、自分自身のスタイルを考えて、ぴったりな水槽を選びましょう。

コケ・藻の掃除から考えたオススメの水槽

水槽につきものなのが、表面に生えるコケ!
中にいる生き物が見えづらくなってしまいます。
※コケにはさまざまな種類がありますが、ここでは水槽表面に薄く張り付くように生えるものを対象とします。

コケ対策としては、
・コケを食べる生き物を入れる
・コケ抑制剤を使用する
・スクレーパー等で物理的に掃除
といったものが挙げられます。

コケ対策を考えると、ガラス製の水槽がオススメです。

販売されている水槽はガラス製・アクリル製のものの2種類がありますが、アクリル製のものは、傷がつきやすいのです。

スクレーパーやマグネット式の掃除用具でこすった時や、プレコのようなコケを食べてくれる魚も、一緒に水槽まで削って傷つけてしまうことがあります。

岩や流木でレイアウトする際や、砂利を入れたり洗ったりする際も傷がつく恐れがあります。

アクリル水槽の傷は数が増えてくると無視できないような存在になってきますし、経年変化による白濁もあいまって、次第に美しさが損なわれてしまいます。

コケ対策と合わせて、水替えの頻度と持ち運びやすさの両面からも考えて、ガラス製の60㎝水槽が一番のオススメです。

※もちろん大型魚を飼育する場合や、小型魚でも数多く飼育する場合はより多きな水槽を用います。必ずしもというわけではありません。

水換えのしやすさから考えたオススメの水槽

スペースが限られたり小さな魚を少数飼育するといった場合では、いくら水質が安定するからといっても大きな水槽を選ぶというのはあまり現実的ではないでしょう。

潮間帯のイソギンチャクを飼育するような、ときどき水を抜くという少々特殊な飼育を行う場合も、小さめの取り回しの良い水槽の方が扱いやすいと考えられます。

ガラスの水槽は重く、ガラスなので当然割れる心配もありますよね?
60cmというのもちょっと大きい気がする。もっと気軽に飼育をはじめたい。

そこでオススメなのが、今度はアクリルの水槽です。

アクリルは先に述べた通り、傷がつきにくいという欠点はありますが、軽く割れにくい素材です。割れたとしても、ガラスのように粉々に飛び散ったりはしません。

また加工がしやすいため、変わった形の水槽もあります。子供にも安心の素材です。

ここでは、ある程度水質が安定する水量が入り、水換え・持ち運びがしやすい水槽として、45cmアクリル水槽をオススメします。

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