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取り外したバイクのバッテリーの保管方法

バイクのバッテリーの保存方法 メンテナンス
メンテナンス

冬にバイクに乗らないという人は思いのほか多い様でして、バイクの冬眠方法について相談を受ける機会が立て続きました。

そんな話の中で、「え?バッテリーって外すべき?」「どうやって置いておけばいいの?」なんていう相談を受けたのでバッテリーの保管方法についてまとめてみました。

本当にバイクのバッテリーを取り外す必要があるのか?

冬季のバイクの保管のために取り外されたバッテリー

一般的にバッテリーというのは高温下では自然放電が進みやすく、低温化では自然放電量が少なくなるといわれています。

これは電解液が高くなると化学反応が活発になるためだそうですが、電池工業会のHPでもこのように紹介されています。

化学電池は使わなくても中で少しずつ化学反応が起こり、電気がっていきます。これを「自己放電」といいます。温度・湿度が高いほど自己放電は大きくなるので、温度が低く、湿気の少ない場所に電池を保管してください。

電池工業会「自己放電とはなんですか?」

じゃあどんな環境が温度が低く湿度が少ない場所なのか?というところが疑問ですが、ガレージ保管でもない限り、雨の影響しカバーの中に湿気がたまることを考えると、バイクに搭載したままよりかは室内の方がベターではないかな?と思われるわけです。

ちなみにバッテリーメーカーのGSユアサのサイトではもう少し加えられてこのように紹介されていますのであせて参考にしてみてください

バイクに乗らない冬のメンテナンスは?・・・車両の暗電流による放電を防ぐため、マイナス端子のケーブルを外して保管してください。

引用:ユアサバッテリー「メンテナンス」

なので、乗る機会の頻度が下がる冬季にはターミナルさえ取り外しておけば、無理に取り外す必要はないのではないか?という話にもなりますし、「冬でもたまには乗りたいよ」と言う人はそのままでもいいと思います。

そういう方には「カットオフスイッチ」「ターミナルスイッチ」と呼ばれるこういう商品も発売されています。

青いダイヤルを回すだけで、回路が遮断される仕組みになっています。

バイクのバッテリーの保管方法

個人的には冬に乗らないと決めているのなら、バッテリーを外して室内で保存をするのをおすすめ。

冬季のバイクの保管のために取り外されたバッテリー

そこで、より良い状態で保存しておくために心掛けていることをご紹介。

ほこりが被らないように室内で保管する

私は玄関のシューズクロークで保管しています。

結構子供がおもちゃを出したりして、クチャクチャになるのですがホコリが被らないように箱をかぶせて保管をしています。

当然、まっすぐ保管しておくことは言うまでもありません。

横にしたりして、液漏れなんか起こしても大変ですからね。

充電してから保存する

大抵、私は走り納めでしっかり走ってから冬眠させることが多いので、さほど意識したことはありませんが、充電不足のままではバッテリーの寿命を縮めます。

せっかく取り外すのでしたら充電してから保管しましょう。 当然ですがプラスマイナスは確認してから充電してください。

私は以前、バッテリー上がりでブースターケーブル使って直結したところ、逆につないで大変なことになった経験があります。

このトリクル充電器(パルス充電器)はそんなケアレスミスの逆接続保護機能も付いており、安心してお使いいただけると思います。

充電中のバイクのバッテリー

バッテリー液を補充しておく

XJRを含め、私の知っている世代のバイクはMFバッテリーでメンテナンスフリーのものが大半だと思いますので必要はありません。

もしもバッテリー液を補充するタイプのバッテリーの場合には、バッテリー液を補充しておきましょう。

 まとめ:バイクを冬眠させるならバッテリーを外して保管したほうがいい

バッテリーの理想の保管状況というのは、なるべく新品に近い状態に戻してやって保管しておいた方が長持ちさせることが可能ですが、実際のところ一冬程度ならバッテリーはつけっぱなしでも問題はないと思います。

でも冬はバイクにならない、冬眠させる、という人にはやっぱりバッテリーを外して室内で保存したほうがより良い状態で保管できると思います。

一度上がってしまうと、なかなか大きな出費に繋がりますし、出先でエンジンが掛らなくなったというようなことのないように保管しましょう。

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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