おもてなし英語化計画実行委員会&和流文化塾(茶道・日本舞踊教室)

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英語で日本を説明しよう!をモットー様々なトピックを英語で語るコラムを提供しています。さらに群馬県前橋市で開校中の文化教室のご案内もいたします。英語を学び、さらに日本文化も学んで「発信型日本人」を目指しましょう。

いつもお読みいただきありがとうございます。
一部の記事はwordpressに移動しています。
こちら→https://asuka-omotenashi-2020.com 引き続き読んでいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


また群馬県前橋市で開校中の日本文化教室・英語教室についての情報も載せることにいたしました。
HP=https://nagomiryu-bunkajk.com

茶道(江戸千家)
華道(草月流)
日本舞踊(若柳流)
着付け
絵画
英語(英会話・文法など)

体験レッスンも承っております。ぜひご連絡ください。

師走になりました。先生も走り回る忙しい季節。

気づけばあっという間にクリスマス、年末年始と流れていきます。

 

さて少し新年の準備はすすんでいますか。

ミニチュア門松を作りました。玄関に飾って、晴れやかに新年を迎えませんか?

高さは5センチ。

ペーパーバンドなどで作成しました。

水引、南天、招き猫も飾りました。

 

門松は正月飾りの代表で、「松は千歳を契り、竹は万歳を契る」

というめでたい木々を飾って年神様をお迎えするという伝統です。

 

ウィキペディアではこんなふうに定義しています。

"Kadomatsu are traditional Japanese decorations made for the New Year's. They are a type of yorishiro, or objects intended to welcome ancestral spirits or kami of the harvest."

 

 

材料の基本は「松竹梅」です。

松 pine tree :長寿の象徴
竹 bamboo tree :生命力の象徴
梅   plum tree :寒い季節に咲き新春を彩るめでたい花
南天  heavenly bamboo:(難転)「難を転ずる」に通じる縁起物
葉牡丹: 良いことが重なる象徴(葉が重なるので)

 

とにかくおめでたいものの集合体が門松なのです。

 

ミニチュア門松はこちらで販売しています♪

 

 

 

日本人は「言霊」を信じています。

めでたい席で忌み言葉はタブー、神事の際は祝詞を述べるなど

「言葉に宿る力」を信じるということは宗教を超えて

日本文化形成に大きな影響を及ぼしてきたといえるでしょう。

 

外来語もますます増える一方、和語(大和言葉)の美しさに

注目が集まっています。大和言葉には上品で優雅な響きの言葉ばかり。

ぜひ声に出して、日本中にまた世界に発信し続けたいものです。

 

今回の大和言葉は「付け焼き刃」です。

付け焼き刃とは、切れ味の悪い刀にさらに鋼の刀をつけたもの。

一見、よく切そうですが全然切れない。そこから転じて、その場をなんとか乗り越えるために

慌てて知識や技術を身につけることを言います。

 

この「付け焼き刃」を英語で表現するとこうなります。

 

・borrowed knowledge (借り物の知識)

・fake(偽り)

・hasty preparation(急いで行った準備)

 

付け焼き刃は時には役立つことがありますが、たいていの場合はそうもいきません。

Borroed knoweldge won't help you pass the exam.

その場しのぎの知識では試験に受かることは難しいことが大半です。

 

付け焼き刃に似た言葉にはこんなのもあります。

・一夜漬け

・にわか仕込み

・やっつけ仕事

 

英語ではborrowed knowledgeともいいましたが

superficialという形容詞がぴったりです。

つまり実はなく、表面的に繕うという意味です。

 

ネガティブな意味合いが強い言葉ですが、

付け焼き刃も時にはよく切れることもあるやもしれません。

 

付け焼き刃でも一夜漬けでも最後まであきらめなければきっといいことはあるでしょう。

 

 

 

 

日本人は験担ぎが大好きですよね。

縁起物を差し上げたり、いただいたり、飾ったり…無意識にも様々な縁起物 

<a good luck charm, a fortune item>が私たちの生活に生きています。

 

その由来は神道、仏教、ヒンドゥー教や古代中国文明にも由来しており、

言葉の音から連想した掛詞のようなもの、神社特有のもの、子孫繁栄を願うものなど

自然や風俗・習慣を大切にする日本人らしいものばかりです。

 

日本の「縁起物」はインテリアとしても海外で人気ですが、kawaiiだけではありません。

その日本文化が詰まった奥深さ、奥深い日本語を英語にしてみましょう。

 

今回の縁起物は「蛙」です。

蛙は「帰る」「返ってくる」とかけて幸運や人、お金が戻ってくるとして縁起物です。また恵の雨をもたらすものとして、また、卵を多く産むので、世界で豊饒、多産の象徴として崇められています。

 

 

蛙は英語表現は主に2つあります。

 

frog(アマガエル)

toad(ヒキガエル)

 

ちなみにおたまじゃくしはtadpoleといいます。

と言います。蛙の卵はfrogspawnです。

 

卵はeggと思いきや、実はeggは殻の硬い卵を指します。

ちなみに私の大好きなたらこは Cod roeといいます。

魚卵はroeになるからです。

 

 

ところでfrogに関する英語表現を紹介しましょう。

 

have a ~ in one’s throat =喉に蛙がいる=声がしわがれている

 

frogeater=これはフランス人をかつて揶揄した表現だそうです。

frog+eater(蛙をたべる人)

 

a big frog in a small pondという表現もあります。

日本語と同じ「井の中の蛙」ですね。

 

toadは「嫌な奴」という意味があります。

例えばtoadeaterは「おべっか使い」「ゴマスリ」のことです。

 

日本語と英語の表現で似たようなものもたくさんあります。

 

「蛙の子は蛙」

Like father, like son. (似た者親子)

 

「蛙の面に水」

Like water off a duck’s back(アヒルの背中を流れる水)

=効果なし

 

「蛇に睨まれた蛙」

Deer in the headlights(ヘッドライトに照らされてたちすくす鹿)

=逃げられず体がすくむこと

 

 

蛙はキャラクターとしても大人気。

大きいのは苦手ですが、けろけろケロッピは可愛いですね。

幸運を呼ぶ蛙を飾って運気をアップさせましょう♪

 

 

 

日本人は験担ぎが大好きですよね。

縁起物を差し上げたり、いただいたり、飾ったり…無意識にも様々な縁起物 

<a good luck charm, a fortune item>が私たちの生活に生きています。

 

その由来は神道、仏教、ヒンドゥー教や古代中国文明にも由来しており、

言葉の音から連想した掛詞のようなもの、神社特有のもの、子孫繁栄を願うものなど

自然や風俗・習慣を大切にする日本人らしいものばかりです。

 

日本の「縁起物」はインテリアとしても海外で人気ですが、kawaiiだけではありません。

その日本文化が詰まった奥深さ、奥深い日本語を英語にしてみましょう。

 

今回の縁起物は「蛇」です。

 

蛇は豊穣の神、雨をもたらす神として崇められてきました。また、脱皮することから再生、変形、転生というイメージがあり、恵=金運を呼ぶとも言われています。特に白蛇は縁起が良いとされています。

 

蛇=snake

大蛇=serpent

viper=毒蛇

 

と大きく3種類の言い方があります。日本人は元来農耕民族だったと言われたりしますが、だからこそ蛇は古くから日本人の生活に浸透していたのでしょうか。

 

日本語にも蛇との関わりが表れています。

 

 

「蛇の目傘」

「蛇行」

「長蛇の列」

「蛇足」

 

ほかにも

 

 

「蛇に睨まれる」

「とんだ藪蛇だ」

「蛇の生殺し状態だ」などという慣用句もありますね。

 

 

一方、英語でのsnakeには「陰険、ずるい、冷酷だ」という意味があります。

 

snake oil=インチキな薬、信用ならないもの

snakes in a grass=信用できない人

 

人はなぜこんなに蛇に惹きつけられるのでしょう。

その形と肌質が魅力的なのでしょうか。

お好きは方は群馬県へぜひ。

 
 
 

 

 

日本が誇るシルバニアファミリー。小物もお家もとにかくかわいい

新作出るたびに、ドキドキが止まらない。

 

そんな時の衝撃映像その1

 

衝撃映像その2

 

ものすごくかわいい、服のセンスもよい。

しかしこれらはシルバニアファミリーではないのです。

2012年設立したこちらの会社 Sunny Days Entertainmentによる

Honey Bees Acre(ハニービーズエイカー)というお人形シリーズなのです。

 

 
シルバニアをパクったといっても過言でないほど似ていますが
お人形のセンスは抜群です。
 
こちらはドレスアップシリーズ↓
 
 
テーマは Explore a new world!(新たな世界を探検しよう!)
ファンタジーの中に暮らすかわいいキャラクターたちに出会おう。
想像力を働かせよう!
 
シルバニアファミリーが森の中の動物たちである一方、
ハニービーの動物は素敵な異世界タウンに住む生き物です。
とにかく色合いが鮮やかでかわいい。
 
アイスクリームショップです。
ところでこのお人形たちは英語で flocked figureといいます。
 
flockは「群れ」を意味します。実は英語には「群れ」を意味する単語がたくさんあります。
例えば・・・
ミツバチなど=cluster
アリなど集団=colony
牛や馬=herd
 
その中で
flockは羊などの家畜の動物の群れです。特に昔は羊を意味していたようです。
そしてflockは羊毛のかたまりを意味するようになり、
flockedは「羊毛の」という意味でも用います。
 
だからシルバニアもハニービーもflocked figure(羊毛でできた人形)というわけです。
こちら↓は赤ちゃんたち。
 
ユニコーンの一人キャンプなんていうのもあります。
シルバニアファミリーも負けずに頑張ってもらいたいですが、
かわいすぎて心を奪われそうです。アメリカに行ったら
間違いなくお土産になること必至でしょう。
 
あなたはどちらのflocked figureがお好きですか。