ラプターズ:勝つか負けるかはもはや重要ではない。しかし多くの主要プレーヤーの成長には意味がある。 | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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ラプターズのことを中心に試合情報や負傷情報、トレードや噂などのNBA記事を和訳で綴ります(でも英語は苦手!)。

毎日が24時間で足りない日々ですが、
苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

今日の記事に行く前に、本日の試合で起こった事件を。

 

 

”ビデオを見た結果、僕は彼を殴ったことを知ったが、それは意図的に何もなかった。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルカ・ドンチッチがコリン・セクストンの股間付近をヒットしたということで、フレグラント2が宣告されて退場となりました。

ビデオの中のルカは、セクストンがまとわりついてくるのに明らかに苛立ってはいますが、手をふりかぶった時、彼の目線は下方へ向いていないので、おそらく意図的ではなかったでしょうね。払い除けようとした手が当たったということでしょう。

それにしても、コリン・セクストンはなぜかいろいろと何かの火種になりやすいですね・・・

若いからなのか、良いプレーヤーだとは思いますが、私はオスマンの方が好きだな。。。

 

でも、セクストンはルカが悪いとは思っていないようですね。

 

 

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しかし、セクストンはドンチッチが自分を傷つけようとしていたとは思っていない。

 

”それは単なるボックスアウトプレーだったよ。”とキャバリアーズのガードは言った。

”通常、誰かがハンドチェックをしているときはいつでも、パンチダウンまたはスイングダウンするからね。それはただ股間に入ってしまったというだけで、全く問題ないよ。”

 

日曜日の退場はドンチッチのシーズン2回目となるものだったが、彼のランニングテクニカルファウルカウントに追加されることはない。22歳の彼は、今年15回のテクニカルファウルの評価を受けており、もしレギュラーシーズンが終了する前に16回目を迎えると、1試合の出場停止となる。

 

The Scoreより

 

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可愛い顔しているけど、すっごく気が強いですからね。そうじゃなきゃこんな若い頃からチームを率いることなんてできません。

 

 

 

 

 

 

 

ルカも熱いプレーヤーですからね。汗

気をつけないといけませんね。

 

 

 

 

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こういう若手プレーヤーが凌ぎを削っているNBAです。

ラプターズの最年少プレーヤーはマラカイ・フリンです。ラプターズって極端に若いプレーヤーがあまりいないイメージがあります。19歳とか20歳とかです。

でも、最近全体的に22-26くらいのプレーヤーが増えてきました。

そういうチームというのは、まだまだ成長段階にあって、それも急激に伸びるプライムに向かう途中なんですよね。

こういうプレーヤーに大事なのは、1つずつやれることを増やしていくこと。得意な分野をさらに伸ばしながら苦手な分野を克服していくこと。そして数少ないチャンスで自分をアピールすること。

プレーインへの出場がなくなった今、ラプターズは勝っても負けても順位も変わらなくなって、直接的にチームのポジションに変わりはありません。でも、この時期の試合はそういう若手プレーヤーにとって大事です。

その辺りのことについて書かれた記事がありますので読んでみたいと思います。

 

 

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Raptors' final games still meaningful for team's young players

ラプターズの最終試合は若手プレーヤーにとってまだ大きな意味をもっている

 

 

誕生日でした。マラカイ・フリン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トロント・ラプターズのポストシーズンへの希望は、数学的にはほぼ消滅している。

 

しかし、この悲惨なシーズンを終えるためには、まだ試合が残っている。

 

土曜の夜に行われた今シーズン5回の最後の試合は、プレーイントーナメントに出場すると思われるメンフィス・グリズリーズと対戦し、109-99で敗れた。

 

幸いなことに、ラプターズにとっては、土曜日の試合結果は、今シーズンのこの段階では、最終的には意味があるものではない。

 

トロントは土曜日、ドラフトロッタリー確率が高いオーランド・マジック、オクラホマシティ・サンダー、クリーブランド・キャバリアーズに6.0ゲーム差をつけて試合に臨んだ。つまり、残りの試合でトロントが勝っても負けても、ロッタリーオッズに大きな影響はないということだ。

 

 

トロントが勝つか負けるかはもはや重要ではないが、だからといって、これらの試合が重要でないというわけでもない。

 

考えてみれば不思議なことであるが、意味のない試合と思われていたこれらの試合は、ラプターズの多くの主要プレーヤーの成長にとって、実はとても意味のあるものなのだ。

 

特に、ルーキーのマラカイ・フリン、ジェイレン・ハリスなどの若手プレーヤーや、ゲイリー・トレントJr、渡邊雄太、ケム・バーチ、フレディ・ギレスピーなど、チームの将来を担うであろう選手たちだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“自分たちのゲームを少しだけ磨く、というレベルだと思う。”とラプターズのヘッドコーチであるニック・ナースは、土曜日の試合前に語っていた。

 

“例えば、13個のことを考える代わりに、3つのことを繰り返して、本当にうまくやる。そして、その3つができたら、4つにする。ほとんどの場合、自分の長所と思われることを確実に行い、短所をなくすことで、自分が良いプレーをし、チームのために良いプレーができるようにするってことだね。そして、他のことを少しずつ進めていくんだよ。”

 

“ある年は左手でやれなかったプレーヤーが、夏の間に練習して左手でプレーできるようになり、次の年にはジャンプフックができるようになり、次の年にはフェイダウェイができるようになる、というようにね。常に追加すべきものがあるんだよ。しかし、私が最も評価しているのは、彼らが勝つためのバスケットボールをしているかということだね。スコアボードでの評価ではないんだ。つまり、それぞれのポゼッションで正しい方法でプレーしているかどうか、そして、勝つためのバスケットボールに貢献しているかどうか、ということだよ。”

 

 

ナースが最後に言及している点は重要なことだ。ラプターズは、シーズンの終わりに勝てなくても、勝つためのバスケットボールをすることができるからだ。そして、選手が休んでいる間も、この1ヶ月間そうしてきた。

 

土曜日のトロントは、OGアヌノビー、アーロン・ベインズ、クリス・ブーシェ、カイル・ラウリー、フレッド・バンブリート、ポール・ワトソンJr.といったプレーヤーたちが、さまざまな重症のケガや、ラウリーの場合は単なる休養のために欠場していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

バンブリートのこのコスチュームはコーチ用なんですね。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これだけ多くのプレーヤーが休んでいるのは少し不満かもしれないが、育成という観点から見れば、トロントのロスターを10人に減らすことはとても理にかなっているし、その方がたくさんのプレーをすることができる。

 

例えば、ラプターズのサイドラインでコーチの服装をしていたバンブリートが目撃され、試合後にナースが“盗んだんだよ。”とジョークを飛ばしたこともあった。

 

盗んだかどうかは別にして、試合に出ていなくても、バンブリートはプレー後のキャリアの可能性を知る機会を得た。

 

“彼が興味を持ってくれたことは大きな意味を持っているよ。ハーフタイムでのコーチミーティングにも参加してくれたし、彼にとってはとても興味深いことだと思う。”とナースは言った。

 

“彼が興味を持つのは良いことさ。彼は身体的にもコート上でもできる限りのことをしているからね。彼が出られないときも、コートの近くでみんなを助けているんだよ。”

 

ハリスは新しいコーチ(バンブリーと)についてこう付け加えた。

“フレッドは良いコーチだと思うよ。たぶん、かなり激しいコーチの一人だと思うけどね。”

 

 

残念ながら、ラプターズはバンブリート・コーチをベンチに加えるだけでは十分ではなかった。若手プレーヤーにチャンスが巡ってきたにもかかわらず、グリズリーズ戦ではシュートの不調(FG38.3%、3Pでは31.3%)に悩まされ、チャンスを生かすことができなかった。活躍が期待される選手たちも、ゲイリー・トレントJr.の18PTSをはじめとして、シュートが不調で5/20、2/8という結果に終わった。

 

“とにかくオフェンス面ではあまり良いプレーができなかったと思うし、チャンスはあったとも思う。でも、この夜は全体的に、オフェンス面で十分ではなかったね”とナースは語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、ルーキーオブザマンスも取りましたしね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラプターズのルーキーたちは、フリンが6/11のシュートで15PTSを獲得し、4Qには4/6のシュートで10PTSを獲得するなど活躍した。ハリスは5/12本のシュートでキャリアハイの16PTS、6REBを記録し、若きNBAキャリアの中で最高のゲームを展開した。

 

“彼はかなり自信を持っているよ。自信に満ち溢れていて、今夜が特に良い試合をしたとは思わなかった。全体的にね。でも、その後、彼は頑張り続けて、自分のゲームを良いレベルに引き上げてくれたよ。”とナースはフリンについて語った。

 

“4Qには本当に良いレベルになったね。勇気と自信を持って、いくつかの問題を克服し、いくつかのショットやプレーをすることが必要なんだよ。”

 

 

土曜日の夜に得たチャンスについて、ハリスは次のように語っている。

 

“僕はただ、チャンスを生かそうとしているだけなんだ。この1年間、オフシーズン前からたくさんの仕事をしてきたから、チームの勝利に貢献したいし、チームの勝利のためにできることは何でもしたいよ。だからこそ、だからこの機会をしっかりと利用したいね。”

 

しかし残念なことに、この2人のルーキーの活躍は、ラプターズにとってさらに悪い怪我のニュースがある中での出来事だった。

 

パスカル・シアカムは土曜日の4Qにプレーすることなく、左肩を痛めて退場した。さらに4Qの後半には、ロドニー・フッドが左手をつかんで痛みに顔をゆがめているのが目撃され、こちらもフロアから去って戻ってくることはなかった。

 

X線検査の結果、フードは左手の第二中手骨を骨折しており、このままシーズンを終えることになりそうだ。これまで怪我に悩まされてきたプレーヤーである彼にとっては厳しい結果となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シアカムについてナースは”数日中に評価する“と言っていたが、シーズン終盤になって他の多くの主力選手が試合に出られなくなっていることを考えると、今後シアカムがそのリスト(シーズンを終えるプレーヤー)に加わることになっても不思議ではない。しかし、4月の初めから絶好調で、土曜日の夜には1試合平均24.9PTSを記録していただけに、少々残念な気もする。土曜日の夜は、8/21のシュートで18PTSにとどまった。

 

3Qには7PTSと好調だっただけに、このタイミングでの退場は残念なものだった。4Qに出場していれば、ラプターズが展開した小さなスパートも強化できたかもしれないが、メンフィスはこの経験不足のラプターズグループにとって、あまりにも深く、あまりにも才能があることを証明した。

 

 

原文:Sportsnet Canada 2021.5.8(現地)

Raptors' final games still meaningful for team's young players

 

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ちなみに、パスカル・シアカムは母の日に家を買いました。なんて親孝行な息子なの・・・

 

”いつも僕らの側にいてくれて、スーパーママでいてくれてありがとう。お父さんがいなくなってから自分たちにはホームと呼べる場所がなかったけど、それを変えるのが僕の夢だったんだよ。ママと家族にこの家を送ることができて、本当に嬉しいと感じているよ。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バンブリートがコーチの服装をして”盗んだんだよ”と言われたっていうのには笑ってしまいましたが、そういうところも含めてラプターズには悲壮感はないように思えるのは私だけでしょうか。通常、こういうシーズンを送ることになってしまった場合は落ち込みそうな気がしますが、おそらく彼らは自分たちがもっとできることがわかっていて、今シーズンはいろいろな不運が重なって全てがうまくいかなかったシーズンだと分かっているのだと思います。

 

別に、だからって平気だったとは思いません。悔しい思いもたくさんして、このままでいいと思っているわけではないと思う。それにコアメンバーもウカウカしていられない状況ですよね。フリンは才能あふれるプレーヤーだし、ギレスピーも頑張っている。これからハリスだって上がってくるかもしれないし、ラプターズは今完全にアンタッチャブルなプレーヤーはいないと思われていますからね。

だからこそ、若手にはチャンスが溢れているし、コアメンバーはもっとできるようにならないといけない。彼らは多分、必死にプレーしていると思います。すぐにやってくる次のシーズンのために。

 

 

 

 

 

 

 

フリンよ、バンブリからいっぱい”盗んで”よいプレーヤーになれよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

常にプレーオフをある程度は勝ち抜いていたラプターズですから、これだけ長くのオフシーズンを得られることは少ないと思うのです。(コロナの影響で少し後ろ倒しなのでそれでも長くはないけれど)他の上位チームよりはゆっくりと来シーズンに向けての準備ができます。

来季、同じ状況だったらラプターズはスクラップアンドビルドするかも・・・そうならないように、彼らは頑張らないといけませんね。

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。