トレードされたレディッシュ、ホークス時代はチャンス逃した?…ニックスで“スターになれる気がする” | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

NBAが大好きな、しがない大学職員の書くブログ。
ラプターズのことを中心に試合情報や負傷情報、トレードや噂などのNBA記事を和訳で綴ります(でも英語は苦手!)。

毎日が24時間で足りない日々ですが、
苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

週末は受験生の皆様は大変でしたね。

コロナに津波に事件・・・なんだか大変なことになってしまいましたが、とりあえずお疲れ様です。これでまた感染爆発しないかってことも少し心配ではありますが。

体調には十分気をつけてがんばっていきましょう!

 

 

さて、NBAでも週末にいろいろありました。

まず、KDがACLの捻挫で2ヶ月くらいの離脱と。そしてラヴィーンもしばらく負傷で離脱です。

確かドレイモンド・グリーンもだったと思います。ちょっと前にはリラードも手術で離脱が決まっていましたしね。なぜか、オールスターの前の時期には負傷がかわなるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、グリズリーズの連勝が止まりました。ラプターズもです。ブルズも少し足踏み状態で、ここから少しずつ流れが変わってくるかもしれませんね。1年通して同じペースではなかなか行けないものです。

 

そして、デッドラインに先立って、先日ホークスとニックスの間でトレードが行われました。

 

キャム・レディッシュ+ソロモン・ヒル+2ndラウンド指名権 → ニックスへ

ケヴィン・ノックス+1stラウンド指名権 → ホークスへ

 

という内容です。

ホークスといえば、デアンドレ・ハンター、ケビン・ハーターあたりとトレイ・ヤングとジョン・コリンズと・・・

同じような年代のプレーヤーの活躍が目立ちますよね。

その中で、有望視されていたレディッシュが先に放出になるというのは皮肉なものですが、ザイオン世代の彼がなぜトレードになってしまったのか、そしてニックスに移籍になった今、どのように感じているのかというところを記事で読みたいと思います。2本続けてどうぞ。

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

The Cam Reddish years were a case of missed opportunity for the Atlanta Hawks

キャム・レディッシュのアトランタ・ホークス時代はチャンスを逃したケースだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレイ・ヤングとルカ・ドンチッチの指名権トレードでアトランタ・ホークスにやってきたキャム・レディッシュについては、結果よりもポテンシャルを重視してきた。3シーズン118試合で、レディッシュは1試合平均26.3分出場し、11.1PTS、3.4REB、1.4AST、1.1STLとなっている。

 

この数字を見るとき、いくつかの問題がある。1つ目は、3シーズン半に渡って出場した試合数は118試合。その半分弱がルーキーシーズンであり、コロナウイルス のせいでリーグがストップし短縮されたこともあった。このシーズン、ホークスは順位が悪かったためにバブルに招待されなかった。

 

そして昨シーズン、レディッシュは怪我のため26試合しか出場しておらず、いずれもロイド・ピアースの下でフランチャイズが成功していない時期であった。ホークスはレディッシュが離脱している間にシーズンの流れを逆転させて上昇したのであった。今シーズン、レディッシュは41試合中34試合でプレーすることができていた。

 

 

アトランタホークスがキャム・レディッシュを育成することは困難だった。

 

世界的な大流行であれ、怪我であれ、レディッシュがコートに立ち続けることができないため、チームはレディッシュを育成できる状況にはない。これは、彼がルーキーイヤーに平均10.5PTS、2年目のシーズンに11.2PTS、今シーズン1試合あたり11.9PTSを獲得していたスコアリングナンバーによって最もよく示されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでの問題の一つは、ホークスがコビッドのために短縮されたオフシーズンに、素晴らしいベテランタレントを加えたことである。これはレディッシュが、自分自身のゲームを開発するのではなく、彼らに合うように動いてプレーヤーの全く新しいグループに適応する必要があることを意味していた。

 

そして、昨シーズンの後半を欠場したことが、レディッシュにとって大きな障害となった。オニェカ・オコングのような他のプレーヤーが成長していくのを、レディッシュは1シーズン前とは違う形で見ていた。オコングはセカンドのビッグマンだったが、ホークスには才能あるウィングが大勢いたのだ。

 

 

そこで、オフシーズンにレディッシュがトレードを申し入れたと報じられた。彼はプロフェッショナルな態度をとり、メディアには何も言わなかったが、それがロッカールームにどんな影響を与えたかは気になるところだ。彼はケビン・ハーターが契約延長を取得したのを見たし、ディアンドレ・ハンターが来たるオフシーズンにレディッシュに提供される予定だったはるかに大きな契約に署名しようとしていたことを知らざるを得なかった。

 

問題は、ここでチームとプレーヤーの目標が食い違い、それがチームのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があることだ。チームのプレーをレディッシュのせいにしているわけではなく、もっと深いところにあるのだが、彼のプレーはチームの役に立っていなかったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

ザイオン世代の2人、揃ってプレーできる日も近いですね。確かレディッシュはザイオン盛大のルーキー診断で、「長い目で見れば、一番成功を収められるプレーヤー」的なランクで1位だったので、これからの飛躍に期待しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

これらのことは、レディッシュが望むような成長を得られず、チームも必要な生産性や成長を得られないという状況を招いている。残念ながら、この話はNBA全体で繰り返されていることなのだ。

 

ホークスを取材する者として、私はキャム・レディッシュという人物を高く評価するようになった。また、彼を愛すべき息子として受け入れるようになったホークスファンの多くは、彼がベストを尽くし、ポテンシャルを十分に発揮して成長することを祈っていることだろう。

 

 

原文:Soaring Down South 2022.1.16(現地)

The Cam Reddish years were a case of missed opportunity for the Atlanta Hawks

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

 

 

 

 

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

Cam Reddish:'I feel like I can be a star' with Knicks

キャム・レディッシュ:ニックスで‘スターになれる気がする。’

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニューヨーク・ニックスへのトレードで再出発となったキャム・レディッシュは、ブレイクが近いと信じている。

 

“僕はスターになれる気がするよ。”とレディッシュはアトランタホークスからトレードされて以来初のコメントを発表した、とニューヨークポストのマーク・バーマンが報告している。

 

“そうなるために努力しているからね。とてもシンプルなことだよ。”と彼はさらに付け加えた。

 

 

レディッシュはアトランタで才能の片鱗を見せ、12月には1週間の間に30PTS以上のパフォーマンスを2度見せたものの、今シーズンは14回の一桁得点を記録するなど、安定感に欠けるプレーヤーであった。

 

元全体10位指名の彼は、118試合の出場で1試合平均11.1PTSを記録しているが、FGショット成功率はわずか38.5%、アシスト/ターンオーバーの率はマイナスとなっている。

 

このような状況下、レディッシュは自身のキャリアについて彼は以下のように語った。

 

“ジェットコースターのようなものだったよ。”

 

“たくさんのことを学んできたけど、このポジションにいることは、まだ恵まれているよ。大きな学習経験だし、次のステップに進む準備はできてるからね。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足首の負傷によりレディッシュのニックスデビューは遅れるが、22歳の彼は自分の潜在能力を発揮することを楽しみにしているようだ。

 

“自分がここにいるのは理由があるからだと思うし、このチャンスを活かして楽しみたいと思っているよ。”と付け加えた。

 

 

原文:The Score 2022.1.16(現地)

Cam Reddish:'I feel like I can be a star' with Knicks

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

なるほど。彼はトレード志願だったわけですね。

確かにあれだけ系統の近いタイプのプレーヤーがひしめき合っていると、もともとチャンスが得られにくい上に、負傷などで出遅れたらついていくのは大変なんですよね。

成長してからロスタ編成がなされて次のステップにいければよかったけれども、なんとなく乗り遅れてしまった感じになったわけです。

本来の力が出せれば、素晴らしいプレーヤーになれるのかもしれないですが、そもそも機会が与えられなくなればそれも持ち腐れになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

ホークスは彼と延長契約するよりもトレードする方が良いと考えたわけですね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

そういう意味では景色を変えるというのはとても理にかなっていて、彼が自分の能力を少しでも多く発揮できるところに行けるのであればそれは喜ばしいことですよね。

ロンゾ・ボールとか、カイル・クズマだってやっと思い切ってできる場所に行けたって言ったくらいですし、そういうプレーヤーは意外と多いのかもしれません。

 

 

ニックスでスターになれるかどうかは別として、彼に多くのチャンスが与えられることを祈っています・・・まあ、そこで力を発揮できるのかどうかは彼次第。頑張って欲しいです。

 

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。