遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
ねずみといえば。。。
つい先日、蘆雪のねずみに出会いました。
それから頭の中を一巡してみると、
御伽草子の「鼠草子絵巻」。
ねずみがとってもかわいそうなことになるのですけど、そこで終わらずに、最後にはねずみは精神の高みを目指すという、深いお話だった。
それから、「くるみ割り人形」。
このねずみはヤバい。ねずみの女王の恨みは凄まじく怖いし、ねずみは軍隊まで組織してかかってくる。
ねずみ軍といえば、「おしいれの冒険」のねずみばあさんも最強だった。
人間はねずみに潜在的恐怖心を抱いているのかしら。
小さいくせに、日陰者のくせに、ねずみはあなどれない。
「大きなかぶ」では、ねずみの微力が大きな決定力になる。
ねこがねずみをよんでくるシーンがとくにお気に入り。
本棚から絵本を出してきて気づいたのですけど、この絵、彫刻家の佐藤忠良だった(!)。
ついでに本棚にいたねずみを。
絵本だと概ねかわいくなっている。
「ぐりとぐら」
パンケーキの印象が強くて、ぐりぐらがねずみだって忘れていました。
ピーターラビットから。
それから、ねずみといえばレオ・レオーニ。彼の「とるにたらないもの」への愛。昨年のレオ・レオーニ展もよかった。
アーノルド・ローベルも優しい眼差し。
「やどなしねずみのマーサ」
嫌われもののねずみがやっと居場所をみつける。
ドリトル先生シリーズにもちらっといた。
「とんとんとめてくださいな」は森の動物たち。
年始早々とりとめもなくなってしまいました。
今年もよろしくお願いいたします。