「私がモテてどうすんだ」の神尾楓珠が映画初主演を果たし、浅原ナオトの青春恋愛小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を映画化。

高校生の安藤純は、自分がゲイであることを周囲に隠して生きている。ある日、書店を訪れた彼は、クラスメイトの三浦紗枝がBL漫画を購入しているところに遭遇する。BL好きであることを秘密にしている紗枝は、純に口止めをする。

純には妻子ある同性の恋人マコトがいるが、書店での出来事をきっかけに紗枝と急接近。友人とダブルデートをしたり、クラスメイトと遊園地で遊んだりするうちに、純は紗枝から告白される。純はある思いを胸に、彼女と交際を始めるが……。監督は「にがくてあまい」の草野翔吾。



神尾楓珠



2015年、24時間テレビドラマスペシャル「母さん、俺は大丈夫」で俳優デビュー。映画「兄に愛されすぎて困ってます」(17)でスクリーンデビューを果たし、19年にはTVドラマ「3年A組 今から皆さんは、人質です」や映画「うちの執事が言うことには」など、話題作に出演し注目を集めた。その他の出演作にTVドラマ「都立水商!令和」や映画「HiGH&LOW THE WORST」(ともに19)などがある。

山田杏奈



10歳のとき、少女漫画雑誌「ちゃお」主催の「ちゃおガール2011☆オーディション」でグランプリを受賞し、芸能界入り。連続ドラマ「刑事のまなざし」(13)やNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(15)などに出演し、中学3年のときに出演した「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」(16・宮藤官九郎監督)で映画デビュー。以降、麻雀漫画を映像化した「咲 Saki」(ドラマ版16年、劇場版17年)や、TVドラマ「先に生まれただけの僕」「重要参考人探偵」「セトウツミ」(17)などで注目の若手女優に急成長。青春映画「野球部員、演劇の舞台に立つ!」(18)を経て、押切蓮介のサスペンス漫画を実写映画化した「ミスミソウ」(18)で映画初主演を果たす。