さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

三が日にみさきさんと陣馬山に登りました。彼女はさっちゃんに心寄せてくださった女性です

2022-01-12 23:44:26 | ザイルと焚火と焼酎と
山屋にとって、年末から正月にかけての長期間の休みは、重要な山行を計画できる大切な期間です。
でも、さっちゃんと山に行くようになって、僕にはその期間の雪山登山の記憶がほとんどありません。
僕もさっちゃんも九州出身ですから、根本的にはあまり寒さに馴染みがないからかもしれません。
極寒の雪山に長期間入る気分になれなかったのかもしれません。

その代わりに、さっちゃんとは暖かな伊豆方面へ行った記憶はたくさん残っています。
伊豆の城ケ崎や城山などでクライミングを楽しみに行っていたのです。
2泊とか3泊ぐらい、民宿に泊まって、新鮮なお魚や美味しいお酒をいただく日々を過ごしました。
岩場は暖かく、クライマーの少ないエリアで、5.7~5.10くらいのルートをトップロープで楽しんでいたと思います。

1998年2月愛鷹山でさっちゃんが脛骨上部骨折してからは、この長い休みを利用した山行はしばらく行なっていませんね。
さっちゃんが雪山に戻って来た2004年の正月休みに1泊2日で北八ヶ岳の天狗岳西尾根に行っています。
2006年暮れから2007年の正月にかけて、2泊3日で南アルプスの仙丈ヶ岳地蔵尾根を登っていますね。
さっちゃんと僕の他、2名と登りました。
2009年の正月からは、僕の母の認知症が進行したので、盆暮れは実家の熊本に帰ることにしました。
母が亡くなってからも、コロナ禍までは同様に帰省することにしていました。

2022年の正月休みも特別なお正月ですね。
さっちゃんが入院していて、いないのですから。
そんな中、暮れの30日にはY山さんが日和田での岩トレを計画してくれて、僕も参加しました。
さらに、三が日の2日にはみさきさんが僕を誘ってくれました。
みさきさんはこのブログでも何回も出ています。
青春18きっぷで新潟県へ、雪山ハイクして来ました
青春18きっぷの雪山ハイキング第3弾—――さっちゃんが最高に頑張りました!
(※みさきさんは本名を出し、写真の顔もそのままで、と要望されました)

SS木さんで検索(このブログ内で)したら、もっとたくさん出て来ました。
尾瀬にもGWと秋に2回も計画してくれて、さっちゃんをフォロウしてくれました。
日帰りのハイキングにも何回も誘ってくれています。
さっちゃんのことを心から応援して見守ってくれている山仲間なんです。
そんな彼女との陣馬山山行ですから、特別なんです。
山行の様子は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでください。

三が日に陣馬山に登りました。穏やかな日和でのんびりと、下山後は陣馬の湯にも浸かりました


▲12:04。陣馬山山頂の白馬のモニュメント前で記念撮影しました

陣馬山の上記ブログの最後の文章に僕の想いを込めました。
でも、気持ちの半分も表現できません。
もどかしいです。
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