91歳母がみまかりまして、一年となりました。
先日、一周忌を終えました。
私物の輪袈裟と念珠でございます。
昨年、施設に入っているときにコロナに罹かり入院しましたが、無事元気になり退院しました。
この時は1年ぶりに直接会え、手を握り話をすることを病院から許されました。
その後、施設で再びコロナ禍で私どもと面会することも、何も叶わない日々を送る中、何度も肺炎に罹り、体力と気力の低下のために、老衰が早くなり、みまかりました。
救いだったのは、生前元気なときに、無理な延命治療を受けたくないと言っていた通りにしてもらい、眠ったままスーッと息を引き取るという穏やかな最後だったことでした。
仏教生として大学で学ぶ中、先生や仲間の声掛けや授業への協力など、母の死によって多くを経験させてもらいました。
また、こちらのブログでも経緯など報告させていただき、忘備録にもなっております。
一周忌を終え、ひとつの区切りのような気がします。
これからは母の部屋のものを整理して参りたいと思います。
世情的にも政治的にも、なにか落ち着かない日々ですが、皆様もお身体に留意され、たまにはゆっくりなさいますように。
今日も読んでいただき有難うございました。