刺股。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。

生蕎麦 大滝

石狩市花川南三条4丁目219

 

この街のショッピングセンターも怖いですね。(いつの時代も、どんな割合かわかりませんが、大多数の中には少数のおかしな奴が必ず存在する。)

黒装束といえば黒衣で歌舞伎の表舞台に立つ役者さんを引き立てるはずなのに、店内をめちゃくちゃにして・・・主役になりたい?。何がしたいんでしょうか。自由の国、米国だったら拳銃の乱射でSWATあたりのミッションが発動され銃撃戦!

とはいえ、此処は日本国。使用法を見るに刺股ってのは結構優れたグッズだと改めて思う次第で、このスグレモノ、江戸時代からあったんですね。

江戸時代にも飛び道具の鉄砲はあったのでしょうが、きっと当時のメインの武器は刀。距離感を保つといういう意味では流石の叡智です。

そんな話しで無くって機嫌なのか売り切れなのか、日によっては11:00開店なのに13:00前には暖簾を下げてしまう、小市民の固定概念から解き放たれたお蕎麦屋さんです。

甘じょっぱい汁、大きな鶏肉(ササミ)のかしわ蕎麦。

卓に備えられた天かすをたっぷりと乗せっちゃったくらいにして、ズルズルっと啜る蕎麦のいい食感。(*^^)v

まあまあ、正しいであろう社会正義を全うするために日夜奮闘努力するほどの民ではもなく力もありゃしません、せめてもの社会生活における役割は暗黒面に魂を売らず、刺股のお世話になることなくゆるゆると日常生活と蕎麦を嗜もうとする心意気があれば、是非味わうべき美味しい一杯です。