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おはようございます!
竹内エリカです。

 

叱る時は同じ言葉を3回、3段階に声を繰り返して、

やっと子どもの心に届くもの

 

 

3回叱ると子どもの行動が改善する確率は50%、

4回叱っても50%

 

しつけを行う際のポイントは、

1つの事象について「3回」まで。

 

その理由は、3回以上注意しても、効果がないからです。

例えば、「座って食べなさい」ということを3回言えば、

立って食べる割合は50%くらいに減るでしょう。

ですが、完全に座って食べられるようにはなりません。

 

では、4回以上叱った場合はどうかというと、

実は3回のときと同程度にしか改善されないのです。

つまり、どれほど口を酸っぱくして注意しても、

子どもの行動が変わる確率は50%以上にはならないということです。

 

 

1言目は正しいしつけ。

2言目は全面否定。

3言目は人格否定

 

叱るときは同じ言葉を3回繰り返します。

決して言葉を変えないでください。

お母さんもつい感情的になり、

「座りなさい」「いつもそうなんだから」「悪い子ね!」

などと怒鳴ってしまうものです。

 

必要なのは、「座って食べる」ということなのに、

いつの間にか「いつもそう」と

現在の出来事が全面否定に変わり、

「悪い子ね」という、人格を否定するような言葉までくっついてしまいます。

 

すると、子どもは座って食べることを学ぶどころか、

お母さんの言葉によって、

自己肯定感を傷つけられてしまうのです。

 

 

声の大きさを3段階に調節すると、

3回目でやっと子どもの心に届くのです

 

このようなリスクを避けるためにも、

お母さんと子どもの双方にとってベストなのが、

「注意は3回まで」なのです。

 

3回注意したら、あとは「いつかきっとわかるはず」と思って、

それ以上は叱らないでください。

ただし、注意を行う際には、

お母さんの声をしっかりと子どもの耳に届ける必要があります。

それには、少し強めの語調で、

子どもの目を見ながら言葉をかけてください。

 

1回目では「何か声がするな」という程度にしか伝わりませんが、

2回目には「あれ、何だろう?」と聞く耳を持つようになり、

3回目になると、「お母さんが“座って食べなさい”と言ってる」

と認識できるのです。

 

 

すぐ効果のあるものはすぐに忘れる。

本当のしつけは時間差で理解する

 

3回しか注意しないのは、

子どもを放任することとは違います。

 

お母さんの注意は、子どもの頭にインプットされ、

2年後くらいでしょうか。

忘れたころに理解の形となって変化をもたらすのです。

 

実際に、4歳くらいから急に

「ご飯は座って食べるんだよ」と言ったりして、

自分からちゃんと座れるようになりますから、

ゆっくり子どもの成長を待ってあげてください。

 

 

叱るときは同じ言葉を3回、

3段階で言ってみよう

 

今日も素敵な1日をお過ごしくださいね💕

 

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