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おはようございます!
竹内エリカです。

 

遊びには必ず起承転結がある。

子どもの遊びのパターンを知って、子どもの心を理解しよう

 

 

子どもと遊んであげたい。

でも何をすればいいの?と迷ったら実況中継遊びをしてみよう

 

1日10分実況中継遊びをしてみてください。

じっと子どもを観察して実況中継していくだけの遊びです。

「えっ、それだけ?」って思うかもしれませんが、これが不思議。

たくさんの発見があるのです。

 

例えば

「ボールを見つけました」

「ボールによって行きました」

「ボールをつかみました」

「ボールを口に入れました」

「こちらを振り返りました」

「こちらに寄ってきました」

「ボールは唾でびしょびしょです」

「お母さんに抱きつきました」

「あ~唾が・・」

などといった感じです。

 

 

遊びには必ず起承転結がある。

子どもの遊びのパターンを知ると、子どもの心が見えてくる

 

単純な遊びですが、

ここに重大な発見が隠されているのです。

ボールを見つけて寄っていくのは

多くの子どもに見られる共通の行為ですね。

でも、この子はすぐにボールを口に入れました。

本能的に食べられるかどうか試しているのです。

1歳前後の子の特徴です。

この行為は年齢によって異なります。

 

ここでおもしろいのが、口に入れた後、

ふと、お母さんの方を振り返った行為です。

「食べられない」と分かった時に、

お母さんに報告しているのです。

そして、調査を終えて満足してお母さんの方に寄ってきたのです。

 

つまり、この子にとってボール遊びは

「食べられるかどうなの調査」であり、

調査終了してお母さんに報告するまでがお決まりの遊び方なのです。

 

 

子どもそれぞれの遊びのパターンを見つけてあげよう。

大人の遊び方は通用しません

 

ボールというと、大人からすると投げて遊ぶものですね。

でも、実況中継しているとわかるように、

この子にとってボールは調査対象。

ですから、調査を終え寄ってきた時に

「食べられないね」と共感してあげると、

「そうなんだよ」と嬉しくなって、お母さんに抱きついてきます。

 

ところが、ボールを触った瞬間に

「ボールだよ。ポイって投げてごらん」なんて声をかけるのは、

子どもの本意でないのはわかりますね。

 

このように実況中継していると、

子どもの心が読めるようになってきます。

「どうしてそんなことするの?」という育児のイライラが

発見の喜びに変わりますので、お試しくださいね。

 

 

1日10分実況中継遊びで、

新しいことに挑戦する時、不安になった時のくせが見えてくる

 

遊び方は年齢によっても異なりますし、個性によっても異なります。

ボールをつかんで床にたたきつける子は音の感覚を楽しんでいます。

音の出るおもちゃが好きかもしれません。

 

つかんで投げる子は、

つかむという指の感覚が身についてきた成長段階。

何度も振り返る子は、

お母さんがそばにいるかいつも気にかけている慎重派。

 

1日10分実況中継遊びで、

新しいことに挑戦する時の姿勢や、

不安になった時のくせなど、

ぜひ発見してみてください。

 

 

1日10分実況中継遊びで

子どもの行動パターンを観察しよう

 

今日も素敵な1日をお過ごしくださいね💕

 

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