世の中のズボンはこれだけでいい「ノームコアなボトムス」

私が好きなファッションはノームコア都会の雑踏で気配を消したい

ノームコアと言えば、ボトムス(下半身)は「デニムのジーンズ」が定番ですが、オフィスカジュアルまで視野に入れるなら「黒いノータックチノパン」が最適です。

このたび、Amazon Essentialsシリーズの「ノータック 防シワ加工 クラシックフィット チノパン」を購入しました。安価で、再入手しやすいのが魅力です。

開封の儀

パッケージ

Amazonの置き配で受け取りました。

お馴染みのダンボール箱にポリ袋だけの簡易包装です。台紙やピンや紙タグなど余計なものはなし。バリバリと開封して、すぐに着用できるのがむしろ潔いです。

詳細写真

生地の風合いがわかるように、明るめに補正しています。実物の色はもっと黒いです。

たたんだ状態

ひろげた状態

フロントファスナー

ファスナーの素材は金属製です。プルタブに信頼の「YKK」印が刻印されています。

背面のポケット

ボタン留め。私は右側のボタンは外しっ放しにして、財布の指定席にします。左側のポケットは滅多に使いません。

腰裏のタグ

ブランドロゴはずばり「amazon essentials」。

Amazon Essentials(アマゾンエッセンシャルズ)は高品質な商品をよりお求めやすくご提供できるようにお客様のご意見を参考にしながら開発しているAmazonのプライベートブランドです。

多国語で記載されている「classic」とは……。

ウエストで履くゆったりとしたクラシックフィット。ヒップから太もももにかけてゆとりのあるストレートレッグ。

生産地は「Bangladesh」。アジアでも有数の親日国です。

素材は60% コットン, 40% ポリエステル。肌触りの良さと、乾きやすさのバランスが良いです。

使用感

サイズ感

きわめてノーマル。自分の腰回り、丈の長さがわかっていたので選びやすかったです。

「もしキツめだったら嫌だな」と思い、最初に太目の「W33 / L32」を買ったら、腰回りがややダブつきました。うーん、これでも悪くないんだけど……。

「W32 / L32」を買ったらちょうど良かった。さらにもう1着「W32 / L32」を買い足しました。

都合3着。「W32 / L32」2着をヘビーローテーションします。「W33 / L32」は洗濯が間に合わなかったときの予備とします。

生地の厚さ、重量

いわゆる「中厚手」と表現したら良いのでしょうか。

「W32 / L32」の実測重量が465gです。

伸縮性

ほぼゼロ😅。ゆったり目の裁断なので、しゃがんでもさして窮屈ではありません。

が、さすがにこれを履いてボルダリングする気にはなりません。

洗濯

すでに何回か洗濯しましたが、いきなり色落ちするなんてことはありませんでした。

とくだん気を遣わずに、淡色系の衣類といっしょに洗濯機へ。裏返して放り込み、裏返しのまま干し、取り込みます。汗をかかない季節は1着を2日くらい着ます。「裏返しのほうが洗い立て」と見分けます。

耐久性

まだ着始めたばかりなので耐久性は未知数です。

春と秋、年に6ヶ月くらい履き倒して、最低でも5年くらいもつことを期待しています。ユニクロのチノパンより安価なので、へたってきたら気軽に買い直します。

着回し

トップス(上半身)にフォーマルな白いワイシャツを着ると、やや堅めの仕事場でも違和感がありません。注意して見なければ、チノパンだと気づかれにくいです。

ざっくりしたボタンダウンシャツに着替えると、たちまちカジュアルスタイルに変身します。

シャツの色は何でも合わせやすい。

ボトムスについては「今日何を着るか」悩まなくなります。脳味噌のワークキングメモリを無駄な思考に費やしたくないミニマリストにおすすめです。

まとめ(蘊蓄)

タイトルの「世の中のズボンはこれだけでいい」は、サバイバル登山家服部文祥さんが「男の隠れ家 特別編集 あの人の山道具。─Mountain Gear Book─」(p.015)で語っていた言葉を拝借しました。(リンク先のサンプルで読めます)

印象に残るフレーズです。そのページで紹介されているのはモンベルの「ドライテック サーマシェルパンツ」。表面が防水透湿性素材で、裏面が起毛、ゆったり目のシルエットなので、たしかに部屋着から雪山登山まで、どんな場面でも通用しそうです。

氏の主戦場はアウトドア寄り(山岳雑誌の編集、執筆、登山、冒険)ですが、その発想を都会に寄せると、プライベートからオフィスカジュアルまで着回せるモノクロームなノータックチノパンに行き着きます。

登山用品

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