カラテウサギの全て空手で解決するブログ(格闘編)

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防御の基本を学ぼう!空手の「受け」と捌き 空手の練習方法

空手に限らず格闘技において防御はとても大切です。防御の意識がないとあっという間にやられてしまうなんて事もあります。防御の基本を学びましょう!

1.防御というなの「受け」

空手の防御は「受け」と言われる防御技があります。この「受け」を防御に利用するという考え方は正しいのですが、とはいえそんな単純な話でもありません。

例えば「上段受け」という技があります。

まぁ、こんな感じの受け技なのですが、たしかにこの技は相手の突きを上に避けたり弾いたりしますが、猛スピードで来る相手の上段突きを毎回この形で受けきれるのか?と言われると正直難しいと思います。

これはここぞの時に、相手の突きを上に弾いて好きを無理やり作り出しそこに反撃に転じるきっかけにする防御と攻撃の技とも言えるわけで、完全に相手の攻撃とタイミングを読み切った場合に使えるわけですね。

なので「受け技」というのは、毎回この形で受ける必要はないのだと思います。

ここぞの場面に出して反撃の糸口となる技と思います。

2.捌き

そこで出てくるのが「捌く」という考え方です。

相手の攻撃を受けるのではなくて、捌いて「いなす」形ですね。

簡単に言うと空いての突き技を、「前拳とかで少しだけ当てて相手の攻撃を横に逸らす」ということです。

基本的に突きやパンチと言われるものは、まっすぐ出てきます。

その軌道は直線的であり、突然曲がったりはしません。
スピードが早いので反応が出来ないだけで、遅いパンチならば簡単に避けれます。

その避ける時にほんの少し、相手の突きを手で軌道をずらしてしまうのが「捌き」です。

相手の攻撃を受けるわけでなく、少しずらすことで相手の攻撃を無効化します。

時に相手が勢いをつけて来た場合は、捌いた直後に体勢を崩したりしますので、チャンスが生まれたりもします。

相手の攻撃を避けたり、受けたり、捌いたりすることで反撃の糸口を掴むのが防御の真髄というところではないでしょうか。

3.防御の練習をしよう

ということで、防御の練習もやはり大事だと思います。

やり方は色々あると思うのですが、

私は基本的に最初の構えで実は何もしなくても防御の70%はすでに出来ているのだと思います。

例えばこんな構えだと、上段蹴りとかは防御できそうですが、お腹が空いているので、中段突きに弱そうです。

例えばこんな構えだと拳が顔の位置にあるので、普通に突きを打つと前拳が邪魔で突きが顔に届かないということになります。

なので、すでに防御は出来ているのですね。

なので、コンビネーションはフットワークを使って相手の攻撃を崩しに行くわけです。

そこでこんなふうにふわふわの棒を持って、それを捌くなんて練習も防御の意識を作るという意味では良いのではないでしょうか。

ポイントは大きく避けすぎないこと、相手の攻撃ポイントをずらすだけでよいのです。

あたっても痛くないし、スピードのある攻撃の目慣らしにもなります。

ステップを使って避けながら捌けばほぼ避けられるところまで行ければ、かなり防御の意識が突くのではないでしょうか。

打ち込み前にこんなふうに防御の意識付けを少しすると、割と良い練習ができるかもしれませんね。