渋谷・神泉:森の図書室
クローズドな空間。
インターホンを押さないと入れないようだ。
インターホンを押して待つと、ドアを開けてお待ちくださいとの声が。
ドアを開けてみると、壁?が…
そのまま待っていると、店員さんが壁?をスライドさせて登場。
なんだか会員制クラブみたいだな…などと思いながら入店。
中に入ると意外と広い。
(左に見えるドアが入ってきたところ。)
店内見回すと、森の図書室の名の通り、壁一面に広がる本棚。
置いてある本は、小説からラノベ、画集、啓発本、絵本まで様々なものが置いてあり、その雑多さはまさに図書室という感じ。
メニューに視線を落とすと、
本に出てくる食べ物や飲み物も出してくれるみたい。
個人的にラピュタトーストがかなりゾクゾクする。
ぐりとぐらの絵本に出てきたものなんかもあったみたいだが、残念ながらメニューからは消されていた。
本を飲みながら食事したりお酒を飲んだりできるのは、とても素敵だと思う。
どうせなら本に出てくるものを…と思い、
食べ物はミートボール(彼女のこんだて帖)を注文。
しばらくして電気ブランが到着。
森の図書室の説明と、本に出てくる食べ物・飲み物に関する説明などが載っている冊子『森の図書室』が置いてあったので、それと共にパシャリ。
お腹のなかがお花畑になった。
ミートボールも到着。
これもまた美味しい。至福のとき。
飲み物が運ばれてきた際に店員さんから説明を受けたが、
コースターには、森の感想文として本の紹介が載っている。
読んだことない本だったが、コースターひとつで読んでみたいと思わせてくれた。素敵だな。
いくらでも本があるので、のんびり過ごしたい人にはうってつけかもしれない。本は借りることも可。
ちなみに先ほどの冊子に載っていたが、森の図書室は会員になることができるようだ。
会員でない人は、来店のたびに席料を徴収されるが、会員になるとそれが不要らしい。
また、会員になると、最初に出てきたドアのカードキーをもらうことができ、インターホンを押さずに入れるようだ。
ちょっとした特別扱い感が得られるシステムである。
確認したところ、わりと頻繁に来る方でないと元が取れない年会費だったため、
一度行ってみて、ヘビーユーザーになるだろうと感じた方は、ぜひ会員になってみてほしい。
カードキーで扉を開ける快感、ちょっと体感してみたい気もする。
森の図書室