芝生が枯れ始めた!問題は日当たり?

今年もまたガーデニングの季節がやってきました。

ガーデニングといっても片手間にやってるだけですけども。

 

いや、片手間という割には、かなり時間を費やしているような気もします。

結果、そこそこ植物に詳しくなったのではないかと自負しております。笑

 

さて、今日は芝生についての話ですが、芝生を貼るのって簡単そうに見えますよね。

今どき、どこのホームセンターでも春から秋まで普通に売ってますし。

ところがですね、問題は植えた後でして、芝生って意外と思うように育たないんです。

 

庭は土のままだと雨の日とか靴や足元が汚れちゃうし芝生でも張ろうかと思う人は少なくありません。

でも、芝生というのはどこでも張れるわけではありません。

芝生が成長しやすい場所じゃないと、けっこうすぐに枯れます。苦笑

実は昨年あたりから、なぜか我が家の芝生が急激に枯れ始めまして……。苦笑

今日は芝生が枯れる原因(と復旧方法)についてお話します。

 

芝生が枯れる3つの原因

以前に芝生が枯れる話を書きました。

その原因は、なんとタヌコロたちが庭でおしっこをするから!

庭の特定の場所の芝生がポッカリと穴が開いたように枯れるのです。

これはタヌコロ=犬たちが決まった場所でおしっこをするからなのです。

基本的に犬たちの「おしっこ」は肥料になるのですが、何度も同じ場所でするので栄養過多で植物が枯れるのです。

ま、犬のおしっこ程度であれば大した問題ではないんですけどね。

もっと深刻なのは昨年あたりからです。

なぜか我が家の芝生が広範囲に急激に枯れ始めたのです!

芝生は日陰だと枯れる

なぜ芝生が枯れ始めたか?

それは庭の木々が大きくなり、日影が増えたからです。

この話は以前にも書きましたね。

このように芝生は日が当たらないと枯れてしまうのです。

おおよそ一日4~6時間くらい日が当たらないと育たないらしいです。

 

我が家の庭は南向きで日当たりは抜群なのですけどね。

でも下の写真ように外構フェンスに這わせたモッコウバラで芝生が日陰になってしまうのです。

よく見るとフェンス際や木の根元あたりは芝生が枯れてしまって茶色い土が見えてますよね。

一般的に芝生は、日当たりの良さ、水はけのよさ、風通しの良さなどが要求されます。

でも、個人的に思うに日当たりが一番重要だと思います。

田舎暮らししてた時も日陰の芝生は貼った1年後に枯れてしまいましたし、実体験からも言えます。

よく歩く場所(通路)の芝生は枯れる

次に芝生が枯れる原因は、足で踏んでしまうことです。

もちろん、一度や二度くらい踏んだだけで芝生は枯れません。

そこが通路になっていて、頻繁に歩く箇所の芝生が枯れるのです。

 

我が家のこちらの写真を見れば一目瞭然です。

見事に物置までの導線の芝生がハゲてしまって枯れかけてます。

我が家の物置が巨大なのは食糧庫にもなっているからでして、ここは毎日通ります。

散歩から帰って来た時にタヌコさんを家の中に入れる経路にもなってます。

こうして毎日歩いていると、知らぬ間に芝生は弱ってしまうんですねえ……。

 

芝生を復旧させる方法

このように、せっかく庭の一面に植えた芝生が枯れてしまうのは残念過ぎます。

なんとか元に戻したいなぁ、と思うわけです。

そこで、芝生を復旧させるのにどのような方法があるのか考えてみました。

樹木の剪定で日光が当たるようにする

枯れた芝生の面積でもっとも割合が高いのが日陰部分です。

例えば下の写真のように大きくなった木々によって日陰になってしまった部分の芝生です。

このシルバープリペットは、この1年で急激に巨大化しました。

木の根元辺りは昼間でもずっと日陰で芝生も枯れ気味。

そこで思いついたのは、木の下の方の枝を全部落としてしまおうと思ったのです。

そうすれば芝生に陽の光が当たるようになりますよね。

 

はい、このように、かなり足元がスッキリとしました。

ちなみに梅や桃、桜は木の足元辺りはすっきりしてますね。

こちらは梅の木ですが、逆にスッキリし過ぎて寂しかったので周りにシバザクラを植えてしまいました。

それと比べると、シルバープリペットは上から下までワサワサになります。

でもシルバープリペットは強剪定OKな樹木なのでザクザクと刈ってしまうことができます。

こちらも、足元をすっきりさせて芝生に日が当たるようにしてみました。

シルバープリペットだけでなく、他の木々もここ1年で急激に成長しています。

植えて3年も経てば、根がしっかり根付いたんでしょうね。

 

例えば同様に、シマトネリコなど庭にあるほとんど木の下の方の枝を落としてしまいました。

庭にはシマトネリコが3本ほど植わってるのですが、すべて足元をスッキリさせました。

こちらのシマトネリコもスッキリ!

シマトネリコってあまり派手に剪定すると枯れちゃうらしいので注意しないといけませんけどね。

そしてこちらは常緑ヤマボウシです。

同じように下の方にある枝を全部カットしてしまいました。

ちなみに、剪定に弱い樹木もあるので、気を付けてくださいね。

あと、植えたばかりでまだ根が地面に定着してない木々も強剪定すると枯れるかもです。

 

というわけで、足元スッキリ後の樹木がどうなったかは、またの機会にご報告します。

いや、でも、足元スッキリ作戦、大成功かもしれません。

本当にスッキリしました。笑

芝生を張り替える(継ぎはぎ)

というわけで、木々の足元を剪定して日が当たるようにしました。

次は、枯れてしまった芝生の部分だけ継ぎはぐように張り替えます。

 

元気な周辺の芝生が、枯れた部分へ進出していくのを待ってもいいんですけどね。

でも、手っ取り早いのは芝生を張り替えてしまう方法です。

以前(犬のおしっこで芝生が枯れた時)もやりましたけどね

かなり雑に……。笑

こんな雑な継ぎはぎでも、あっというまにつなぎ目はわからなくなりますので大丈夫です。苦笑

どこのホームセンターにでも芝生は束で安く売ってます。

それを買ってきて日陰になった場所や、踏み固めた場所に貼り直そうかなと。

そう思っております。

芝生のエアレーション

もう一つ、枯れそうな芝生を元気にする方法があります。

それは芝生のエアレーションです。

とくに通路になって踏み固められた部分に有効です。

 

下のような器具を使って、芝生に5~10センチ間隔で穴をあけていくのです。

 

穴をあけることでそこに空気を入れて芝生に呼吸させるのです。

土をほぐして水はけをよくする効果もありますね。

 

さらに、針を突き刺すことで芝生の根っこが切れます。

根っこが切れると、そこから芝生の根っこが分化していって成長が促進されます

その結果として、より芝生が密集するという具合です。

今年はこれも試してみようかなあ。

飛び石(敷石)で誤魔化す

よおし、エアレーションだ!

なんて意気込んでも、器具を使って10センチ間隔で全ての芝をスパイクしていくのって結構大変そう……。苦笑

それはまた時間のある時にするとして、もっと手軽な方法はないか。

 

そうか、どうせ芝生を張り替えても1年後に枯れちゃうだろうし、いっそのこと飛び石(敷石)を置いてみよう!

とくに、この部分はもう復活しないと思うので・・・。

飛び石をいくつか買ってきまして。

はい、この通り、埋めてみました!

どうでしょう!?

うーん、なんかちょっとイマイチだな。苦笑

こういうのはセンスが要求されますからねー。

やっぱり芝生で張り替えようかなあ・・・。苦笑

 

でも、ホームセンターにはこんなデザインチックで、かつ複数の石がつながった敷石も売ってます。

これだったら適当にそのまま置いておくだけでも良いかも?

と思って、さっそく購入。(800円くらいでした。)

そして芝生が枯れた部分に、はい!試してみました!

うーん、なんとなく微妙だなあ・・・。苦笑

 

もうあといくつか買ってきて繋げたら良い感じになるでしょうか!?

また今度試してみようと思います。

日陰で育つタイムを植える

さて、どうやっても日が当たらない部分ってありますよね。

垣根のモッコウバラの陰になる部分の日照時間はかなりシビア。

まばらに芝生は残ってますが、このままだと全滅しそう……。

そこでふと思いついたのはタイムです。

タイムというのはハーブの一種ですね。

我が家にもこのように春になるとピンクの花を咲かせるグランドカバーとして活躍しております。

花が咲き終わると一面の緑です。

芝生よりもかなりボリュームはあります……。汗

タイムは植えてはいけない植物とも言われてますけどもね。

でも、ちゃんと管理できていれば問題はありません。

それにこのとおり、タイムは家屋や物の陰になる日陰でも生育するのです。

ちなみに日陰でも生育するハーブって意外とたくさんあるみたいですよ。

で、これを芝生の代わりに木々の陰になる部分に植えたらどうかな?

と思ったんですけど、どうでしょうね?

また今度、試してみようかなって思っております。

 

というわけで今日は芝生が枯れる原因と、枯れた芝生の復旧方法について考えてみました。

この後どうなったかは、また次回にご報告させて頂きます。

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