受験体験記 その35【chestnutさん】 | 東大SPHを目指す貴方へ

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東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
東大ひいては日本国内でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている皆様のご参考になれば幸いです。

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総管理人のTootsie Rollです。

東大SPH受験生の皆様より頂いた受験体験記です。

第35弾はchestnutさんの体験記です。
(回答日:2021/09/05)

受験年・コース・合否結果
2021年8月入試 (2022年4月入学) 1年コース 合格

年齢
30代

卒業学部
医学部医学科 (大学問わず)

東大SPH受験は
初めて

受験時の職業
医師

併願校
なし

東大SPHを受験した理由 (公衆衛生学を志した理由)
事前に他大学のコースと比較するだけの情報はあまり持っていなかったが、立地と学費、また国内MPHで検索をかけたときに本コースの学生で情報を発信している方が多く、何となく入学後のイメージがつかみやすかったので東大を志望した。休職しないのであれば聖路加のMPHも魅力的だと思っていた。

東大SPHのここがオススメ
東大を選んだ理由ですが、
・学費が安い
・家から近い
・自分の興味に近そうな研究室がある
・とは言っても、様々な分野の研究室があるので入ってから気が変わっても何なりと研究できそう

将来のキャリアプラン
短期的にはNGOなどを通じて発展途上国で臨床を行いたいと考えている。長期的にも自らのresaerch questionに取り組み発信していける臨床医でありたいと思っているが、具体的には未定。

受験勉強法 (勉強期間、推奨参考書、解いた過去問の年数・周数、失敗談など)
 過去問題6年分を2周(直近3年分のみ3周)。本ブログを参考に、過去問で出題されたトピックに関して『公衆衛生がみえる』とネットをみながら理解を深め、統計学も過去問を解きながら『統計学演習』の類似した例題を選び解いていった。いくつかの専門医試験の勉強も並行して行う必要があったため、3月頃には過去問に取り掛かった。
 入試ガイダンスで初めて外部スコアの導入を知り、英語に関してはIELTSを選択。パスポートの更新から始まり、1カ月しかなかったため、Writing対策専用の本を買って、解答の型を覚えた。Listening対策はYouTubeを使用したが、SpeakingとReadingは問題形式を知る程度でほとんど対策はできなかった。短期間で思ったような点数はやはりとれなかったが、本ブログの言葉に励まされ、悲観せず出願してよかったのと、終わってみれば今後の英語学習の課題を知るためのいい経験になったと思う。
 小論文も事前提出となり、割ける時間も限られていたため、考えていたものの中から比較的課題が出そろっていて書きやすいといった観点でテーマを選んだが、面接で新規性に乏しいと指摘されてしまったのは反省点。

面接で聞かれたこと、受け答えた内容
小論文に関する質疑応答が半分以上を占めた。また入学後何を具体的に学びたいかや将来のキャリアプランに関しても簡単にきかれた。小論文の質疑応答に関しては、答えに対する間違いや矛盾点も指摘されたが、総じて雰囲気は和やかだった。(気がする。)





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