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12月に入った。





いよいよ今年も大詰め。





一年の締めくくりに一気に稼いでおきたいところだ。





そんなわけで、今回は「利益」について少し記しておく。





商売をしている以上、誰だって多くの利益が欲しいわけだが、そう簡単にはいかない。





簡単ではないからこそ面白いし、脳天に汗をかいて考えるのも楽しい。





まず初めに言っておく。





相見積もりは決して受けるな。





これは以前から伝えていることだが、相見積もりイコール利益は出ないと心得よ。





そもそも、相見積もりをするようなお客とは付き合うな。





あなたが生涯お付き合いしたいお客とだけ付き合え。





さて、我々の業界、つまり住まいの業界(主に建築、リフォーム)の粗利益って
どれくらいだかわかるだろうか。





別に決まっているわけじゃないので正確ではないが、概ね30%だとされている。





粗利益ね。





わかる? 工事代金から職人等の手間代と材料費を引いたもの。





これが粗利益。





ざっくりの利益だから粗利益。粗いんだよ。





純粋な利益とは、その粗利益から電気代だのガソリン代だの電話代だの必要経費を
引いたもの。





結局、30%儲けを乗せても残る純利益はしれたもの。





だから皆、粗利を多く取りたいんだ。





ここで単純に粗利30%と書いたが、実際はそうとは限らない。





施工内容によってかなり粗利は変動する。





例えば外壁や屋根なんかの塗装工事はもっと利益が多い。





40%はざら。場合によっては50%なんかもある。





利益が取りやすい分野だな。





逆に大工工事や水廻り工事やサッシ工事はあまり儲からない。





なぜなら、商品代と職人手間代がはっきりしているから。





そのへんを踏まえておいて、ここからが大事なところ。





あなたは、見積り依頼があったお客さんと打ち合せをするときに、予算を聞いている
だろうか。





これ大事。





お客さんに予算を聞いたときの2パターンがこれだ。





①素人だから予算なんてさっぱりわからないわ。
②だいたい〇〇〇〇円までだったらできそうなんだけど。





こんな感じの答えになるはず。





①の場合、予算を言ってしまえばその予算いっぱいに見積りを作られるのを警戒
しているかもしれない。だからスルーでよい。





②の場合、ありがたくその情報を参考にさせてもらう。但し300万の予算があって
200万で見積りができるのに300万の見積りを出したらぼったくりだ。





300万の予算があって300万の見積りが出来た場合、300万を少し下げた金額を
出してはならない。





予算いっぱいで見積りを作ったように思われるからだ。わざわざ利益を減らす必要はない。





こんなときは、あえて数万円オーバーさせた見積りにする。





このほうが逆に信憑性が増す。





「努力不足で300万を少しオーバーしてしまいました」というトークは有効。





幸運にもその金額で決まればラッキーだ。





参考のために他社の見積りを見ることがあるが、「なにこれ?」っていう項目があって
笑える。





いろいろと作業項目を考えて少しでも利益を出そうと涙ぐましい努力をしているよね。





但し、ありもしない架空の項目を作って見積りに反映させるのはアウト。そういうのを
詐欺という。





長くこの仕事をしていくのなら、悪いウワサが立たないよう注意しないといけない。





そうは言っても利潤を反映させる元となる見積書は慎重に作成しよう。これが儲けの
元となるからだ。





この業界独特の概念を見積書の最後の項目に目にすることがある。





それは「諸経費」だ。





この諸経費ほど曖昧なものはない。





曖昧だからこそ、ここに利益の一部を反映させている業者が非常に多い。





諸経費10%とかざらにある。





300万の工事で10%だと30万。





しかも曖昧で実体のない項目。





でもある意味必要なものではある。





実は見積りにはこまかな項目までは書ききれない。





純粋な工事以外にも、工事を監督する管理費、文書などのペーパー代、挨拶廻りに
使用するタオル代など際限なく経費が発生する。





更に予備費的な要素を含めておかなくてはならない。





建築やリフォーム系の工事って、何が起こるかわからない。





一部やり直しただけでも数万円が吹っ飛ぶ。





そんなときのためにということで、表向きは諸々の経費ということで項目に乗せては
いるが、裏向きは予備の費用もってとらえることができる。





これは業界の慣例になっているので、諸経費と言う項目が見積りにあっても、お客さん
からは別段不思議がられない。





この諸経費を利用するしないはあなた次第だが、善良に利用できればこれも利益の一部と
なる。





モノやサービスの値段を上げる以外にも上記のような利益の上げ方があるということを
少し紹介した。





結局、商品の値段を上げることも見積りの値段を上げることも手法としては同じこと。





そこに正当な理由はない。





利益が欲しければ上げればよろしい。





あとはいかにお客さんに納得してもらえるかはあなたの対応次第ってことになる。


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