ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  オミクロン株と共に 12月が始まりました !?

2021年12月02日 | 自然 花 写真

(   12月に入りました。日の出は7時近くです。太陽は今月の冬至迄どんどん 右(南)へ移動します。)

 

『 オミクロン株 』というコロナ変異種が南アフリカで発見、WHO(世界保健機関)に報告され 世界は一斉に警戒態勢に入った。

イスラエルはいち早く外国人の入国禁止を決めた。日本も最悪の状況を考え外国人の入国禁止を決めた。意外に早い決断だ。日本は8月

以来急速に感染者が減り この紅葉の季節 全国で観光客が増えた。確かに私の経験した範囲でも 高知城への観光客は増えているし 

時々行くレストランは行列待ちをする程だった。コロナ禍が終わったような気分になり始めていたが このオミクロン株で 冷や水を

浴びた感じ。以前から指摘されていたように ワクチンの不公平分配で 未だ10~20%台のアフリカで新型変異種が現れた。

ワクチンの遅れが危険な変異種の温床になっている。寒さが本格化する12月に入る。又も”三密”や”人流””自粛””引きこもり” と言っ

た言葉が日常化するのだろうか・・? 

 

繰り返しになりますが温暖化の話しです。ここ1万年位 地球の気温は14~15℃位に保たれていました。その間に人類は農業や畜産業を

始めて人口増を図って来ました。 この間太陽から貰うエネルギーと 地球から宇宙に放出するエネルギー(熱)が釣り合っていたのです。

しかし1850年を境に 気温は急上昇を始めました。 産業革命が欧米、日本を含め世界で始まったのと時期が合っています。

 

産業革命は大量生産・消費・廃棄の時代を作りました。石炭を掘って燃やして それでエネルギーを得て機械を動かし 資本主義を発展

させた訳です。近代文明の時代です。私たちもその恩恵を受けています。更に同じ化石燃料である石油を使い 天然ガスを使うようになり

ました。工場が増え 車が増え もっともっとエネルギーを使うようになって 二酸化炭素排出が増え 温室効果ガスが大気に貯まり 

気温が上がって来たのです。温暖化を止める為 人類も対策に乗り出しました。COPといわれる温暖化対策会議を積み重ねて 世界で

二酸化炭素排出を抑えようと努めて来ました。グレタさんの言う様に 今回のCOP26は失敗だったとは言いたくありませんが でも

未来を明るくする前向きな決定でなかったことは事実です。

 

地球の気温が1℃アップすると 猛暑や洪水など異常気象による被害の増加が懸念されます。これはもう現実に起こっています。プラス

1℃以上では サンゴ礁や北極の海氷などに高いリスクがあり マラリヤなどの熱帯の感染症の拡大が予想されます。プラス2℃以上に

なると 作物の生産高が地域的に減少 又飲み水の不足が心配されます。3℃上がると 生物多様性が失われ始め 海面水位の上昇が

問題となります。更に進めば多様な主の絶滅 世界の食糧生産が危険にさらされます。今回のコロナ禍と同様 『 最悪を考え 最善に

努める 』べきですね。

 

更に問題はCOP26の約束を実現する具体策と行動を現在の政権が本当に実行できるか ?? ということです。日本の場合 岸田首相は

グラスゴーに半日だけ駆けつけましたが 米大統領に会うのが目的だったようで  京都議定書時代の環境対策へのリーダーシップは

まるで感じられません。お金を出して『 日本の存在感を示せた 』と言っても 石炭火力発電には後ろ向きで 石炭は止めるとは言い

ませんでした。今回の採択文書で来年の年末までに 各国が更に排出削減目標を上積みすることになっています。 今となって言うのは

失礼かも知れませんが 菅、小泉政権の方が遙かに決断力がありました・・。 この10年が勝負で日本の本気度が問われるところです。

人の話しを聞くのが長所と自慢する総理であるなら 世界の潮流である 石炭火力廃止の声を聞いて欲しい。

 

 

台湾楓(たいわんふう)の名所に 針木浄水場があります。春は桜 秋は紅葉の名所です。

今年も青空のもと バイクで15分程 下見に行ってきました。これからが見頃です。

よく見ると高知には この台湾楓が多いです。 葉が大きく 紅葉・黄葉が見事です。

若緑から緑 黄色 橙 赤へと変化していく様子がいいですね・・。

少し拡大して頂くと 変化する感じが分かって貰えるかと 思います。

これは欅(けやき)のようです。小さい葉ですが 黄葉が素敵ですね。

一方 山茶花(さざんか)も綺麗に咲いています。

どこかのお宅の庭に咲くサザンカです。 昔私の家にも一本咲いていた思い出があります。

そして気高い ? 皇帝ダリア。

晩秋と言えば ススキもすっかり白い穂になりました。 時々風に飛んでいるのを見ます。

そして小菊(マム)です。 菊は遠く平安時代に中国から渡来。日本の国花となりました。

これは 野路菊(ノジギク) ? まるで自信はありません・・。

日本で育った和菊、 西洋から来た洋菊などの分け方もありますが・・?

12月から咲き出す水仙。 もうつぼみを付けています。冬を越えて春を感じさせてくれます。

 

 

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1 コメント

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Unknown (けいじいさんfrom小諸)
2021-12-02 17:29:07
あっという間に12月に入り アツと言う間に 2日となり、アツと言う間に 小生77歳、、、、喜寿となりました。  同年同級生の 芸能人で 先日は 田村正和、今日の発表では あの 鬼平犯科帳の 中村吉右衛門の死去!。 なんとなく人の生命の儚さを改めて感じてます。 人間の 生き死に、生命は 聖書によれば 生まれるに時あり!死するに時あり! で人間の努力 力では如何にもならないデス。今 現在、生きていると言うより、生かされている!と言う感謝の気持ちと実感の中で 神様に委ねるしか無いとの思いデス。 皇帝ダリアは 小諸で咲いているのを見た事がありません。 多分 気候のせいでしょう。 

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