ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 子供の日をお祝いします。 平和で安全な地球を未来の大人達へ。

2024年05月05日 | 自然 花 写真

( 子供の日 端午の節句。 元々男子の健やかな成長や幸せを祈り お祝いする日。 )

 

前回 昨年世界の平均気温が観測史上初めて年平均で産業革命以前に比べて1.5°以上上昇したということを欧州連合の

気候機関が明らかにした と書きました。2015年にパリ協定が発表されて以来 国際社会はこれを目標に温暖化対策を

行ってきた。実は2020年には世界の平均気温は1.2℃上昇していた。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は2018年の

報告書で2030~2050年には1.5℃に上昇すると予測していた。世界気象機関(WMO)は2020年に2020年から2024年の

間に20%の確率で1.5℃を超える予測をしていた。はからずもその予測が当たったことになる。既に今世紀末の抑える

べき目標である1.5℃に温暖化は進んでしまっている・・・!?

 

今週大きなニュースが飛び込んできた。イタリアで開催されているG7(主要7カ国)環境相会議で 2035年迄にG7

各国の石炭火力発電を廃止する合意が成立した!というニュースだ。 私も正直驚いた。日本が賛成したのか !? 

石炭は化石燃料の中でも二酸化炭素(CO²)排出量が最も多い燃料で 戦後も現在に至る迄 日本の石炭火力発電は主要

電源の一つで 昨年でも出来炭火力は31%を占める。3.11の東日本大震災以降 原発事故によって原発の安全神話が

大きく崩れ 火力発電が占める割合は増えました。日本はこれまでのG7会合で石炭発電はベース電源(基礎電源)として

廃止の圧力に抗してきました。

その日本が石炭火力発電の段階的廃止に賛成したとしたら 思い切った決断をしたものだと驚いたのです。但し天然ガス

による発電は続き ヨーロッパは 最終的に全ての化石燃料を排除する必要があると 更なる圧力を加えています。

 

改めて考えて見ます。産業革命以来の世界平均気温上昇の原因は人類起源による! ということは世界の圧倒的な科学者が

同意しています。 私たちの世代は温暖化の加害者です。 そして未来の大人である今の子供 孫の世代はその被害者です

化石燃料によるエネルギー確保で豊かな生活を勝ち得たのは20世紀から生きる私たちです。 財政赤字であれ 人口減少

であれ 美しい地球を残すことでも 私たちの世代の責任は大きい。次の世代に何を残すか ? 豊かで平和な日本・・と

現在の大人はつぶやきますが 現実はそうではないのです。 現在の気候危機が一層深刻化し、変化が不可逆的 になって

予想もつかない事態になる可能性があります。 


温暖化は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが大気中に増加し気温が上昇 様々な異常気象となって現れるのです。

この二酸化炭素は大気中に長く残ります。 数百年から千年とも言われています。 ですから今CO²をゼロにして脱炭素化を

図っても、既に大気中に放出されたCO²によって温暖化は進みます。それは海面上昇 海抜数m地域の水没 大雨 豪雨 

台風が頻繁に起こり大型化します。一方で大地の乾燥 干ばつ 砂漠化が起こります。高温化は野菜や果樹の生産に悪い

影響を与えます。人間への熱中症の増加もそうです。竜巻 突風等 異常気象を起こすことになります。現状維持では更に

ひどい温暖化につながります。今世紀末 人類は当然 他の動植物もその被害を受け 地球の生き物が生き残れないことに

なります。 森林破壊も気候変動の原因です。予想もつかない事態が地球に起こります。これが気候崩壊と言われます


 
温暖化による異常気象も未来への負の遺産です。今外国から来るオレンジや ブロッコリーが高値だそうです。オレンジ

ジュースの製造を大手が中止しているとTVで言ってました。将来石油や食品そのものが入って来ない事態が想定されます。

『 欲しがりません ! 勝つまでは ! 』 という標語が戦前あったと聞きます。『 まず国産 !』という言葉も

・・。 国産4割の国で そんなこと出来るのか ?? と思います。 ( 続く)

 

山梨に比べて 鯉のぼりの数が少ない感じ ? 少子化のせいかも知れません・・? 

     

      これは保育園前の小さな鯉のぼり。

ある神社での 七五三?の風景。 男の子も女の子も着物を着て お参りです。

スーパーで手作りの鯉のぼりの催しがありました。 仲々きれいな塗り絵でした。

出来上がりは こんな感じです。

 

高知特有の花 ? センダンが満開になりました。 薄紫の花です。意外に大木です。

     

     別名 唐変木(とうへんぼく)という変な名前もあるそうです。

白色の花も見ますが  通常5枚の花びらの薄紫の花です。 未だ去年の実が残っている場合も。

澄んだ小川に咲く カキツバタ(杜若) アヤメ科ですが 水辺に育ちます。

6月はバラの季節と思っていますが 既に庭に咲き出しています。 

畑韮(はたけにら)と言います。 雑草とも言えますが この時期よく見ます。

我が家のブーゲンビリアの鉢に時々咲く ヒメヒオウギ(姫檜扇) 可憐な花です。

ゴデチアの花。 初めて掲載するかも ?  アカバナ科。 園芸植物です。

柳花笠( やなぎはながさ、バーベナの種類。 

 

 

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