久しぶりの宇部おもちゃ病院定期開院の報告です。8月度は携帯の警報がバンバン鳴る大雨で中止になったので、2カ月ぶりでした。
1件目、プリモプエル(初代)タイプCですw。
時間前に到着したら、既にプリモプエル持って待ってる人がいました。「Oh!プリモプエル」と言ったら、「電話しました」との事。「…ぼく?」「はい」との事w。すみません、問い合わせが多すぎて記憶にありません。(後々考えたらそういえば「2時間ぐらい掛かるので早めに来て下さい」という会話をしたような気がしてきたw。)
家で散々プリモの修理、おもちゃ病院に来てもプリモの修理w。
各スイッチ調子が悪いようです。まず左手から。
これは…ぼくの修理跡です。このAWG24線を使ってるのはだいぶ前の修理と思いますが、真面目にやってますw。配線は問題なかったのでそのまま使い、スイッチだけ取替ました。
ほか、右手・しっぽも配線はそのままでスイッチ取替。全部で2時間ぐらい掛かったかな?
きっちり縫い戻しまでしてお返ししました。
2件目、今年から入った社会人1年生の新人ドクターに説明しながらプリモを修理する間に、アンパンマンのノートパソコンが来たので、新人さんにやってもらうつもりで受けました。
(写真撮り忘れたので、似たヤツの使いまわしですw。)
「画面はちゃんと出るけど音だけ鳴らない」との事。スピーカ不良かな?
プリモプエルの方が終わってなかったので、とりあえずバラして貰おうと思ったのですが…スピーカが上画面側に付いてて、バラすのが面倒なヤツでした。一旦下をバラしてもらって、やっぱりスピーカもスピーカ駆動も上側にあるのを確認してから、プリモプエルが終わるまで待ってもらいました。
上側は、画面側の絵の描いてあるシートを剥がして隠してあるネジを外さないといけない。剥がしながら二人で作業。また、ヒンジ部のネジ2つ、黄色のフタがきつくていつも外すのに苦労する。ドライバーつっこんで四苦八苦しても、結局キレイに取れないので、最初からφ3mmのキリで穴あけて細めのドライバ差し込んで外しました。
スピーカが鳴らないっぽかったので取り替えようと思ったのですが、つついてるうちに鳴り始めた。これは取り替える必要ないなぁ…と、そのままフタ。
4時前に依頼者さんが来て、新人ドクターさんが説明してたら、途中でまた音が鳴らなくなった~。
急遽「20分ほど待って下さい!」で、また上カバー外して結局φ36mmの薄型スピーカ取り替えました。(2人でちゃっちゃかと、15分かからないぐらいだったかな)
さて3件目はめんどうなので入院。夢の子ネルルです。(なんかピンボケ写真…)
この子は…診た記憶がありますね。「以前にスピーカ不良で取り替えて貰った。今回はスイッチが全然効かない」との事です。たしか新型で、φ50mmの薄型スピーカを厚型スピーカに取り替えたヤツですね。
首周りの手縫い1か所と結束バンドを外してBOX部を分解すると首が取れて、邪魔なBOX部がすっぽり外せます。
このタイプ(新型?)は、分解作業が旧型よりずいぶん楽ですが、新型の手のスイッチ補修は初めて。どこからほどくんだろう…?
線の出てる内布の真ん中が手縫いですね。手縫い範囲狭くて作業しにくいですが、ここをほどいて綿を抜いて手だけひっくり返して、手のスイッチを補修します。
まず左手。
旧型と同じく相変わらずです、カチカチの太めの熱収縮チューブの端で断線です。メーカー、修理部門からの情報がフィードバックされないのかねぇ…。BOX~首の作業性は随分良くなってるのだけど、手の配線も改善してくれないかねぇ。
この状態で配線を取り替えて熱収縮チューブの中に通し戻すのは困難(多分不可能)なので、今回は、熱収縮チューブを掛けて、
さらにそれをビニールテープで巻いて、
同じところ:熱収縮チューブの角で切れないように工夫してみました。
この新型は、手への配線が基板にハンダ付けじゃなくてコネクタ接続となってます。コネクタはプリモプエルと同じ2.0mmピッチのPHコネクタなので、コンタクトがいくらでもあるw。配線を途中で継がずにコンタクトから取替にしました。
右手も同様。
やっぱり同じところで切れてます。同様に配線取り替えて、熱収縮チューブ+ビニールテープで補強。
あと、胸のセンサーが…
う~ん、みごとなまでに潰れてますw。今回は、マイナスの精密ドライバーで変形を修正するだけとしました。動作確認して、ぼちぼち反応しました。
これで縫い戻して首周りを固定すれば、補修完了です。これで数日動作確認して退院とします。
1件目、プリモプエル(初代)タイプCですw。
時間前に到着したら、既にプリモプエル持って待ってる人がいました。「Oh!プリモプエル」と言ったら、「電話しました」との事。「…ぼく?」「はい」との事w。すみません、問い合わせが多すぎて記憶にありません。(後々考えたらそういえば「2時間ぐらい掛かるので早めに来て下さい」という会話をしたような気がしてきたw。)
家で散々プリモの修理、おもちゃ病院に来てもプリモの修理w。
各スイッチ調子が悪いようです。まず左手から。
これは…ぼくの修理跡です。このAWG24線を使ってるのはだいぶ前の修理と思いますが、真面目にやってますw。配線は問題なかったのでそのまま使い、スイッチだけ取替ました。
ほか、右手・しっぽも配線はそのままでスイッチ取替。全部で2時間ぐらい掛かったかな?
きっちり縫い戻しまでしてお返ししました。
2件目、今年から入った社会人1年生の新人ドクターに説明しながらプリモを修理する間に、アンパンマンのノートパソコンが来たので、新人さんにやってもらうつもりで受けました。
(写真撮り忘れたので、似たヤツの使いまわしですw。)
「画面はちゃんと出るけど音だけ鳴らない」との事。スピーカ不良かな?
プリモプエルの方が終わってなかったので、とりあえずバラして貰おうと思ったのですが…スピーカが上画面側に付いてて、バラすのが面倒なヤツでした。一旦下をバラしてもらって、やっぱりスピーカもスピーカ駆動も上側にあるのを確認してから、プリモプエルが終わるまで待ってもらいました。
上側は、画面側の絵の描いてあるシートを剥がして隠してあるネジを外さないといけない。剥がしながら二人で作業。また、ヒンジ部のネジ2つ、黄色のフタがきつくていつも外すのに苦労する。ドライバーつっこんで四苦八苦しても、結局キレイに取れないので、最初からφ3mmのキリで穴あけて細めのドライバ差し込んで外しました。
スピーカが鳴らないっぽかったので取り替えようと思ったのですが、つついてるうちに鳴り始めた。これは取り替える必要ないなぁ…と、そのままフタ。
4時前に依頼者さんが来て、新人ドクターさんが説明してたら、途中でまた音が鳴らなくなった~。
急遽「20分ほど待って下さい!」で、また上カバー外して結局φ36mmの薄型スピーカ取り替えました。(2人でちゃっちゃかと、15分かからないぐらいだったかな)
さて3件目はめんどうなので入院。夢の子ネルルです。(なんかピンボケ写真…)
この子は…診た記憶がありますね。「以前にスピーカ不良で取り替えて貰った。今回はスイッチが全然効かない」との事です。たしか新型で、φ50mmの薄型スピーカを厚型スピーカに取り替えたヤツですね。
首周りの手縫い1か所と結束バンドを外してBOX部を分解すると首が取れて、邪魔なBOX部がすっぽり外せます。
このタイプ(新型?)は、分解作業が旧型よりずいぶん楽ですが、新型の手のスイッチ補修は初めて。どこからほどくんだろう…?
線の出てる内布の真ん中が手縫いですね。手縫い範囲狭くて作業しにくいですが、ここをほどいて綿を抜いて手だけひっくり返して、手のスイッチを補修します。
まず左手。
旧型と同じく相変わらずです、カチカチの太めの熱収縮チューブの端で断線です。メーカー、修理部門からの情報がフィードバックされないのかねぇ…。BOX~首の作業性は随分良くなってるのだけど、手の配線も改善してくれないかねぇ。
この状態で配線を取り替えて熱収縮チューブの中に通し戻すのは困難(多分不可能)なので、今回は、熱収縮チューブを掛けて、
さらにそれをビニールテープで巻いて、
同じところ:熱収縮チューブの角で切れないように工夫してみました。
この新型は、手への配線が基板にハンダ付けじゃなくてコネクタ接続となってます。コネクタはプリモプエルと同じ2.0mmピッチのPHコネクタなので、コンタクトがいくらでもあるw。配線を途中で継がずにコンタクトから取替にしました。
右手も同様。
やっぱり同じところで切れてます。同様に配線取り替えて、熱収縮チューブ+ビニールテープで補強。
あと、胸のセンサーが…
う~ん、みごとなまでに潰れてますw。今回は、マイナスの精密ドライバーで変形を修正するだけとしました。動作確認して、ぼちぼち反応しました。
これで縫い戻して首周りを固定すれば、補修完了です。これで数日動作確認して退院とします。