2024.03.26
「いやもう、本当にふざけるな!」元本割れなし。相場の波にもココロは無風
テーマ:頼むよ日本政府!(547)
カテゴリ:政治経済
普段は財政破綻だ国の信用だ通貨の信任だと緊縮を煽っている省庁の官僚が、「元本割れなし💓」とか日本国債を売り出さなければならないわけですね。大変だなあ(棒)。
別に、個人に国債(既発債)を売ったところで、何が変わるわけでもないのですが、一体、何をやっているんでしょうかね。すでに、既発債の54%は日本銀行が保有しています。
よく分かりません。
さて、個人国債については「元本割れなし。ダンゼン安心」などとやっている財務省ですが、日本社会に対しては「クニノシャッキン!」「将来世代へのツケ!」「クニの信用!」などといったフレーズを使い、財政破綻を煽っています。そして、緊縮財政を推進しようとしているわけですが、正しい情報がここまで知れ渡ってしまうと、さすがに簡単にはいかない。
しかも、与党の自民党にさえ、財政政策検討本部や責任ある積極財政を推進する議員連盟など、うるさい連中がいる。
というわけで、財務省は郵政民営化の際の竹中平蔵の手法に倣うことにしたようです。
郵政民営化が、竹中率いる「ゲリラ部隊」により、密室で進められたことは、本人が堂々と書いています。
『私と秘書官、そして郵政改革を担う志ある官僚、そして経済・財政の専門家。常時集まる人数は10人弱だったが、世界最大の民営化に挑戦するゲリラ部隊は、基本方針の作成・決定のみならず、その後の郵政民営化全体を推進する主体となったのである。(竹中平蔵「大臣日誌」)』
密室で政策を決定し、首相指示として法律化してしまう悪しき慣習が、郵政民営化により始まったのです。
―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 元本割れなし。相場の波にもココロは無風
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