【脳活通信65】夏越ナゴシ の大祓で上半期のコロナ禍を払い、後半の無病息災を祈願

「夏越の大祓ナゴシノオオカラエ」は、

全国の神社で毎年行われる「年越の大祓」と対ツイ で行われる行事で、

6月30日(地方では旧暦6月30日)に行われる伝統行事です。

 

由来は神話の伊弉諾尊イザナギノミコト の禊祓ミソギハライ にまで遡るそうです。

  

新暦に移った現在でも、

半年の間に積み重なった心身の穢れを払い、

残り半年の無病息災を祈る行事です。

 

新型コロナウイルス騒動で始まった令和2年です。

 

緊急事態宣言解除となっても、局地的ですが、

まだまだ感染者が多数出ています。

 

他県への移動解除となり、

一段と「三密厳守」の新しい生活様式が求められています。

 

それを受け入れるにも、

半年間に溜りに溜った心身の罪穢れを払いに、

神社の「茅チ の輪くぐり」をして身を清めましょう。

 

そして、コロナと共に暮らす

新しい日常習慣を身に付けて参りましょう。

 

ご近所に「輪くぐり」をする神社がない時、

自宅での方法も、お伝えします。

 

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大祓(おおはらえ、おおはらい)は、日本の神道儀式の祓の1つ。祓は浄化の儀式として宮中や神社で日常的に行われるが、特に天下万民の罪穢を祓うという意味で大祓という。

毎年6月と12月の晦日、すなわち、新暦6月30日と12月31日に行われるものを恒例とするが、天皇即位後の最初の新嘗祭である大嘗祭の前後や、未曾有の疫病の流行、斎宮斎院の卜定、災害の襲来などでも臨時に執り行うことがあった。中臣(なかとみ)の祓とも言われる。 
                フリー百科事典(Wikipedia)

目次

【宮中祭祀の大祓】

大祓は『養老律令』の、神祇令によれば、毎年 6月と12月の晦日に中臣(なかとみ)が祓の麻(ぬさ)を東西(やまとかわち)の文部(ふびとべ)が祓の刀(たち)(罪穢を断つ義)を奉り、祓所にて、中臣が百官の男女に大祓詞を宣り下し、卜部(うらべ)が解除(はらえ)をしていた。
この「祓所」とは多くは京都朱雀門であり、朱雀門前の広場に親王、大臣(おおおみ)ほか京(みやこ)にいる官僚が集って大祓詞を読み上げ、国民の罪や穢れを祓った。            フリー百科事典(Wikipedia)

 

しかし室町時代に起きた応仁の乱で京都市街が荒廃すると、

朱雀門前でのこのような儀式も廃絶してしまったのです。

 

明治4年(1871年)、明治天皇は宮中三殿賢所の前庭にて

大祓を400年ぶりに復活させます。

 

改暦の年である明治6年(1873年)より宮中祭祀では、

新暦6月30日と12月31日を採用しているそうです。

 

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【大祓詞の内容】

大祓詞の内容は、寝食が加味へ奏上する形を取りますが、

本来は三修社に向かって「祝い詞をよく聞け」と呼びかけ         

これに「おう」と称唯イショウ して答えるのに始まります。

 

天孫降臨からの日本神話、罪穢の種類の列挙、

そしてその祓い方と、

その後 祓戸大神により、

どのように罪穢が消えていくかを言い聞かせる                                 

長文の祓祝詞の内容となっています。

 

このように、大祓は、                            

これら既に起きてしまった災厄をリセットして

今後の国の乱れを鎮め図る意味の他に、

共同体の構成員に全員の参加を義務付けを                  

宣言する本来の形式が推定されます。

 

古イニシエ では、上位の政権による“禁忌を犯してはならない”という法を

広く知らしめて遵守させる側面があったと考えられます。

 

現在も、この式次第で行っている神社もあります。

 

メディアの無い時代のことです。

 

現在の新型コロナ禍で行った「緊急事態宣言」を                

TVで行ったのと同じです。

                                     ・・・命令でなくて宣言・・・お願いで民は従う国民性・・・ 

 

この様な歴史の変遷を経て、                        

外国からも賞賛される日本人の民度が身について行ったのですね。

 

・・・多少は従わない人もいます( “°д°“;)・・・

 

◆夏越の祓に形代カタシロ 神事で厄払い

私が参加した                               

山口県下関「赤間神宮(主祭神:安徳天皇)の夏越大祓」は、

神主さんが大祓祝詞を奏上している間、

笛と鈴の雅楽「巫女の舞」で参列者の場が清められた後、

神主さんから一人ひとりに御幣で払いのお清めがあります。

 

 

更に形代(含む、未参加者分)のお焚き揚げに参列します。

 

さらに、甘酒をいただき、お土産に「禊の入浴剤」を頂きます。

 

二重三重の禊ミソギをすることになります Σ(・ω・ノ)ノ!

 

形代:人の形をした人形(ひとがた)、人形代(ひとかたしろ)に自分の罪や穢れ、災いなどを移し、
紙型でしたら「願い言葉」「氏名」「満年齢」を記載し、
祓い清めて川や海に流したり、
お焚きあげをしたりする神事です。

 

【「茅チ の輪くぐり」の由来】

神代の昔、諸国を巡っていた旅人(牛頭天王ゴヅテンノウ)は、           

とある村で、ある兄弟に一夜の宿を乞いました。

 

 

弟は裕福であるにもかかわらず旅人を冷たく断りましたが、          

兄の蘇民将来ソミンソライ は貧しいながらも手厚く旅人を持て成しました。

 

旅人はそのお礼として

「疫病が流行ったら茅の輪を腰に付ければ免れる」

告げたといわれています。

 

実はこの旅人は武塔神(ムトウシン……スサノウノミコトと同一視されている)であり、    

蘇民将来は、武塔神の教えに従い茅の輪を腰に付けたところ、                          

疫病から逃れられ、子々孫々まで繁栄したということです。

 

その逸話が元となり、                           

茅の輪は邪気を払うと信じられる様になったのです。

 

この話に基づき、茅の輪くぐりをしたり、                

家の玄関に蘇民将来のお札をつけたりする

庶民の風習になってゆきました。

 

【茅チ の輪と祇園祭り】

蘇民将来に一夜を泊めてもらった牛頭天王は、

祇園精舎 (釈迦が説法を行った寺院) の守護神です。

 

素戔嗚尊スサノウノミコト は、

神話で八岐大蛇退治などを行った神様です。

 

 

二柱フタハシラ は、由来はことなりますが、

「疫病を流行らせる力があるとされた」共通点があり、

いつしか同一視される様になりました。

 

この神様を祀るのが祇園社(現在の八坂神社)です。

 

 

夏は水や食べ物が痛みやすく、                       

水はけの悪い京都の盆地は、

しばしば疫病が流行りました。

 

そこで9世紀後半に祇園社が疫病除けの祈祷を行うと、

疫病が収まったのです。

 

このことから夏に祇園の神に、

疫病除けを祈る祭りが行なわれる様になります。

 

年々盛んとなり現在の祇園祭りとなっています。

 

 

祇園祭りの締めくくりは、                         

疫神社 (蘇民将来を祀る神社。八坂神社の境内に在る) の夏越ナゴシ 祭りで、                   

鳥居に大きな茅の輪が設けられ、

参拝者はこの輪をくぐって、

「蘇民将来之子孫也」と記された護符を授かります(◎ 。◎☆彡)

 

2020年の祇園祭りは、                        

新型コロナウィルスの感染拡大による

国内外の深刻な状況を鑑み、安心安全を第一に・・・

山鉾巡行・神輿渡は中止になりました。

その他の行事・イベントも中止だそうです。

 

残念ですが、神社でのお参りはできますので、                

新型コロナ禍や様々なあなたのマイナス思考を払い、

無病息災祈願にご参詣ください。

 

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◆「茅チ の輪」のくぐり方

基本的には、

左まわり → 右まわり → 左まわりと8の字を

描くように3回茅の輪をくぐって回ります

・・・神社で異なります。各神社の作法に従ってください。

 

 

1. くぐる前に一礼をし、                                                   

「水無月ミナヅキ の 夏越ナゴシ の祓ハラエ する人は 千歳チトセ の命 延ノ ぶというなり」 

と唱えながら左まわりにくぐり、

茅の輪の前に戻ります。  

                               

2. 2回目も一礼をし、                          

同様に唱えながら右まわりにくぐって茅の輪の前に戻ります。

 

3. 3回目も一礼をし、                         

同様に唱えながら左まわりにくぐって茅の輪の前に戻ります。

 

4. 最後にあらためて一礼をして茅の輪をくぐり、             

神前に進んでお参りします。

 

神前では、

二礼二拍手 → 感謝の言葉+無病息災祈願 → 一礼

いたします。

 

茅の輪くぐりの前に、                           

両手と口を濯ぎますが、                                           

新型コロナウイルスにる感染予防のため                                    

御手洗には水が張って無いかと思います。 

 

今年の神社参拝には、                           

濡れティッシュをご持参ください( “ ▽ ‘ )  

 

【まとめ】

参拝は、一日の仕事を終えて夕刻の参拝が一般的です。

 

幼少の頃は、夕刻行水ギョウズイ(身を清め)をして、              

今なら差し詰めシャワーですね^^

シッカロールでお化粧!?・・・浴衣に着替え、

姉も一緒に祖母に連れられ

ウキウキしながら「茅の輪くぐり参り」にいったものです♪

 

ご近所さんから「お参りですか、いいですねェ」と声を掛けられ、

おめかしした自分が恥ずかしく、嬉しくて・・・(^o^🎶

コモゴモ懐かしい想い出です。

 

仮死状態で生まれ虚弱体質だった私は、                   

姉と二人して特に夏場の食事や生活習慣を、                                

厳しく躾けられました(^ω^彡)

 

◆家庭での禊ミソギの方法

1.酒風呂(38°~40°。カップ1杯の清酒)に入ることです。
★前者の入った湯船に入らない。ひとりに一風呂です。

 

何時もの入浴より長めに、

これまでの命の存ナガラ えに感謝を込め、

身体を洗い清めます。

ゆったりとした時間(約15分間)を

愉しみながら過ごしましょう。

 

2.大祓祝詞を奏上しましょう。

神棚がなくとも、東方位に向い声をだして

行ってください。

 

二礼二拍手の後、

一語一語かみしめて…奏上していると心身の疲れが取れ

晴れやかな気分になって参りますョ。

奏上が澄むと一礼してください。

 

夏越祓いは、短い祝詞でなく長文の

素戔嗚尊スサノウノミコト が犯した数々の罪が出てくる

「大祓詞オオハライコトバ:中臣祓ナカトミノハライ」です。

 

が、最近は、この「中臣祓」には

人権を侵害する詞がでてくるので、

素戔嗚尊スサノウノミコトが犯した罪が省かれている

「大祓詞(大正3年内務省制定)」が主流になっているようです。

 

この大祓詞奏上は、                            

「夏越の大祓」や「年越の大祓い」だけでなく、                               

毎日行うと奇跡の様な嬉しい出来事がやってきます。

 

もし、あなたが大きな目標をお持ちでしたら、                

トライしてみて下さい。

 

日々の邪気を払い、                            

新鮮な心身を取り戻して過ごしていると                                    

神様はお見通しです。

 

身辺にチャンスが訪れることでしょう。

 

チャンスをもたらす神様は、                        

素早く通り過ぎます。

 

あなたの友人、知人、見知らぬ人( ^ω^)・・・から

気づいたときは遅かった(;@д@;)とならない様に             

しっかりアンテナを張って・・・心の準備をして置くことです。

 

私は2回チャンスを逃しました。

 

若気の至り、準備が足りなかったのです。

 

そのチャンスに見合う自分自身を磨いていなかったのです。

 

自分が望むチャンスを掴むだけの技量がなかったのですね(´∀`) 

 

自身を磨くとは魂を磨くことです。

 

そのためには、                            

先ず “自分自身の罪穢れを払う“ ことが大事なのです。

 

何をすべきかは “内なる神様” が教えて(気づきを)下さいます^^

 

参考記事

【脳活開運言霊】心身浄化の「大祓詞 オオハラエノコトバ」で神に近ずく

【脳活開運言霊】天界への道が拓ける「大祓詞 オオハラエコトバ」全文&読み方

 

 

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