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【特典あり】川崎と羽田をつなぐ新しい橋の名前募集【羽田連絡道路】

川崎市殿町と羽田空港の間に多摩川にかかる新しい橋ができます!遂に多摩川で一番大きな橋が完成するんです!そして今回、その新しい橋の正式名称の公募スタート。誰でも1つだけ応募できます。もしも採用されれば地図にも載ることができるんです。あなたの命名センスをここに活かしてみませんか?

 

羽田連絡道路(仮称)とは?

どこに橋がかかるの?

 羽田空港と川崎市殿町の間にかかります。
 今まで川崎市から羽田空港へ直接入るには、首都高速湾岸線でトンネルを潜る方法しかなかったのですが、この橋がかかることで、第三ターミナル(国際線ターミナル)に直接行くことが出来ます。コロナが開けてから国際線が復活してきたら、さらに活躍する予感がしますね。

羽田連絡道路
引用元:キングスカイフロントHP*1

なぜ新しい橋を立てたの?

 羽田連絡道路は、川崎市殿町の「キングスカイフロント」と、羽田空港の「羽田グローバルウイングズ」を結んでいます。実はこの2つ、両方とも『オープンイノベーション拠点』として期待がされている場所なんです。

オープンイノベーションとは

自社だけでなく他社や大学、地方自治体、社会起業家など異業種、異分野が持つ技術やアイデア、サービス、ノウハウ、データ、知識などを組み合わせ、革新的なビジネスモデル、研究成果、製品開発、サービス開発、組織改革、行政改革、地域活性化、ソーシャルイノベーション等につなげるイノベーションの方法論である。

Wikipedia引用

 つまり、昔とは異なり「雇用の流動性の高まり」「人口減少」、さらにはコロナによる「働き方の多様化」といった世の中である2020年代、両施設とも非常に期待されている施設ということです。この2つを橋によって結び、さらに羽田空港からのアクセスをよくすることで、今後グローバルに活躍できる便利な大規模再開発地域ができあがるというわけです。

<キングスカイフロント>

 2008年からスタートした、健康・医療・福祉・環境等の課題解決のためのオープンイノベーション拠点。日本政府からは国際戦略総合特区国家戦略特区として支援を受けており、国家プロジェクトを含め多くのイノベーションを生み出しています。

<羽田グローバルウイングズ>

 羽田空港の南西にある広大な跡地の再開発によって完成した、最新のオープンイノベーション拠点です。大きく2つのエリアからなっており、第一ゾーン第二ゾーンと呼ばれています。そして第一ゾーンには「羽田イノベーションシティ」が、第二ゾーンには「羽田エアポートガーデン」が建設されました。
 羽田イノベーションシティとは、商業施設からオフィスまで入っている大規模複合です。グルメやライブイベントなどの体験サービスを行う一方で、最先端研究施設や医療センターなどが入っています。2020年にオープンしたばかりで、まだ見たことない人にはぜひおすすめです。
 羽田エアポートガーデンは、主に羽田空港を利用するお客様の利便性を高める施設です。ホテルや飲食物販施設、温浴施設やバスターミナルからなっています。特に今回羽田連絡橋がかかることで、このバスターミナルへのアクセスが非常に良くなることが容易に想像されます。羽田エアポートガーデンは、2020年開業予定でしたが、コロナの影響で現在開業延期しており、開業未定状態です。

羽田グローバルウイングズ
引用元:羽田イノベーションシティHP プレスリリース資料*2

 

人も歩けるの?

 はい。この橋は自動車専用道路ではなく、両サイドに歩行者・自転車用のスペースが設けられています。そのため、この羽田連絡道路ができることで、神奈川県方面から自転車や徒歩で羽田空港へ行くことがとても容易になります。

羽田連絡道路断面図
引用元:川崎市HP羽田連絡道路リーフレット*3

 

応募方法

応募ページ

 そんな今第注目の羽田連絡道路(仮称)が、正式名称を公募しています。もしも選ばれたら、あなたの考えた名前が地図に乗り、永遠と語り継がれます!こんなチャンス2度とないですよ!
 応募方法はとても簡単。こちらの応募フォームから一瞬で出来ます。記入内容は以下の三点のみ!本当にすぐにできます。

  • 橋の名前
  • 込めた思い
  • 自分の連絡先

 詳細は、川崎市のHPをご確認ください。

特典あり!!

さらになんと、選ばれた名前の応募者は式典に招待され、記念品が贈呈されます!
もう応募するしかないです。あなたのセンス、フル活用しちゃってください。

注意事項

・応募は一人一点までです。

・応募作品の著作権等は、川崎市に帰属します。

・名前には必ず「橋」か「ブリッジ」をいれてください。

まとめ

羽田空港だけではなく、日本全体の将来、アフターコロナの世界の将来を担う、大切な橋がかかろうとしています。この歴史の一歩にあなたも携わってみたくないですか?

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