★ 遂に第3回目のコロナワクチンを接種。集団接種会場だったが、平日だからか想像以上に空いていた。危機感が大分薄れているのかも知れない。(今のところ副反応がないのでありがたい)
★ 帰りにケーキ屋さんに立ち寄ったが、その値上がりに驚いた。ショートケーキが1つ1000円近い。私が幼かった昭和30年代後半から40年代、ケーキはクリスマスぐらいしか食べられない高級品だったが、再びそんな時代になりつつあるのか。あまり高額になり過ぎて、客離れするのではと心配になった。高騰はケーキ屋さんのせいではないが。
★ さて、今日は日本推理作家協会編「ミステリー傑作選37 殺人哀モード」(講談社文庫)から我孫子武丸さんの「猟奇小説家」を読んだ。
★ ある作家の所に警官がやって来る。あいにく作家本人が不在だったので奥さんが応対することに。用件は、最近起こっている連続殺人事件が、御主人の作品の内容と酷似しているので・・・とのこと。
★ 次の事件を未然に防ぐために次作を見せてほしいという。作品はすでに出来上がっていたので、仕方なく見せることに。ところが・・・。
★ 何となく予感は感じていたが、二転三転して読者は翻弄される。「猟奇小説家」というだけあって、表現も結構ドギツイ。好きな人にはたまらないけれど。