年末年始は厄落とし?これでもかってくらいに不運も幸運もやってくる! | .

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海外自宅サロン主宰、天然石アクセサリーデザイナー                                      
Life-essenceのシーゲレ陽子です。



 


 

今年も長い冬休みがやっと終わって一週間。

クリスマス、シルベスター、お正月と、

イベント盛りだくさんのこのお休みは、

期待を裏切らない珍エピソードがこれでもか、これでもかと。。。

家族のおかげで人生を精一杯生きている感が半端なく、

心から感謝しなければなりません笑

 

イベントに合わせて、

日々もりっもりのご馳走やスイーツ、

そこに四方八方からプレゼントもやってくるので、

子どもたちは大興奮で大変な騒ぎ。

 

こっちは食事やプレゼントをせっせと用意する側なので、

何にも興奮することありませんが、

この時期のドイツはとにかくテンション高めです。

 

 

我が家は恒例で年末は大掃除をするのですが、

今年は子だちに仕事をバンバン振り付けましたよ~。

“手伝わないなら住まわせないわよ~”ぐらいな勢いで。

鬼のように休ませることなく、

終われば次、そして次と容赦なく家を磨かせ、

子どもたちはまるで修行僧のよう笑

 

ゴミ箱洗うのに水の掛け合い、

窓ふきだったのが指でぐちゃくちゃお絵かき大会、

おもちゃの断捨離が大おままごとと、

去年までは遊んだり喧嘩したりで、

むしろ邪魔されている感がものすごく強かった子どもたちの存在が、

今年はずいぶん戦力なってくれていて大助かりでした。

 

 

 

 

 

修行のような年末の大掃除を終えて、

お友達家族30人越えで大賑わいのシルベスター、

お正月は対照的にだらっだらに餅を食べ、

最後の締めはスキー旅行。

 

 

一昨年くらいから年明けに行くようになったのですが、

今年は雪質もよくお天気にも恵まれたということで、

駐車場に入るまでに渋滞2時間、

スキーのレンタルをするのに1時間半という恐ろしい混雑ぶり。

 

車を降りて途中から1キロくらい歩いてレンタルハウスへ行くと、

並んでいると子どもたちいなくなっちゃうし、

トイレ行きたいって言うし、

そのトイレでレンタル申込書を落としてきちゃうし、

夫は駐車中にて一人で心折れそうになりましたが、

そこはお母さん、ど根性で踏ん張りました。

 

 

夫はまるっきしスキーができないので、

去年までずっと私が3人を連れてスキーをしていたのですが、

下の簡単なコースでは股に挟むリフトしかなく、

慣れない子どもたちは次々にリフトで上る途中で転倒。

転倒しても諦めきれずリフトの綱にしがみついて引きずられていく子もいて、

もう、私はどこを助けりゃいいのか。。。カオス。

 

そこで椅子型の高速リフトに乗れば結構急な坂もあるので、

一番下の娘を股に挟んで一緒に滑り、

すごいスピードで滑る次男が、

すごい勢いで転んで吹っ飛ぶスキーをたびたび拾いに行き、

状況読めずに一人滑っていく長男を大声で制止するという、

地獄のようなスキー。

 

 

しかしながらありがとう、子どもたち。

やはり若いとは素晴らしいね、大変な上達ぶり。

娘も転びながらも一人で滑れるようになり、

次男は相変わらずすごいスピードだけれど、

コケても一人でほぼほぼ処理できるようになり、

長男も大分空気を読む滑りができるようになりました。

 

そしてなんと!

毎日のようにお友達家族に偶然会い、

一緒に滑って助けてもらえるという幸運!!!

(きっとお相手家族には不幸です笑)

 

まぁ、娘が最後の最後でリフトから落ちるとか、

次男があっちのコース行きたいと行方不明になるとか、

いろいろありましたけれどね笑

 

 

 

 

 

 

さて、これで私たち家族のスキーも安泰だと思ったのですが、

さらなる問題な存在が生まれたのでした。

 

それは戦力になるかと思って、

一応スクールに入れておいた夫。

 

どこで練習しているかなぁと見つけても、

初心者コースにも姿が見当たらない。。。

電話をかけて所在地を聞いてみると、

「こっち、こっちでーす、反対見てください♡」

 

そして斜面を見ていた私が反対側の低地の方を見ると、

真っ平のところをスルスルスキーで歩く“超超超”初心者の群衆。

その中に夫がいるじゃーん!

え、まさか、そんなにできなかったのぉぉぉ?!!

 

 

5時間のレッスンを終え、

いよいよ家族みんなで滑りましょうとなり、

いざリフトで上がると、

夫が全然降りてこられない。。。。

とにかく無事滑って下で会おうと子どもたちに言い放ち、

私は夫のコケコケに付き合いましたが、

いよいよ無理ということでスキーを担いで下山することに。

その後ろ姿の哀れなこと。。。。

 

これはもう、懲りただろう。。。

そう思ったのですがそこが彼の底力。

なんと翌日には一緒にゆっくり滑れるようにまでなりました。

 

 

子どもたちの目まぐるしい上達ぶりと、

思いがけないおじさんの底力的上達ぶりで、

また来年の私たちのスキーはもう少し楽になっているでしょうか。

私もそろそろ救急隊ではなく、

自分のスキーを楽しみたいものです。

 

 

 

 

 

 

そして最後に。。。

 

年末に家の汚れを思いっきり落として厄落としと思ったのですが、

悲しい不運が二つ。

 

愛用していたPCが急にお亡くなりになったこと、

そして久々に撮った家族写真が下手すぎて、

まるでみんな亡霊のように青白い顔だったこと。

 

いやぁ、泣きました。。。

結構立ち直るのに時間がかかるものかと思いましたが、

そんな時間も子どもたちから与えられなかったのは、

不幸中の幸いでしょうか。